産業⽤ソフトウェアの世界的なリーダーとしてデジタルトランスフォーメーション (DX) および持続可能性を推進する英AVEVA社のCEO のピーター・ハーウェック (Peter Herweck) さんを日本法人による事業戦略に関する説明会に主席しました。また、最近、グローバルでのパートナー戦略を打ち出したAras社も含めてプレゼンをいただきました。
同社の長年にわたる顧客であるECP (Engineering, Construction, and Procurement) やインフラ、またプロセス産業も昨今のDX、IT/OT融合、またライフサイクル管理/クローズドループの競争優位を引き出すソリューションが必須であり、そのためにデリバリーも従来のサイロ化した環境の支援から統合サポートをデリバリーするようになりました。
その顕著な例の1つが、拡張企業やサイロを超えたスムーズで正確な情報の受け渡し、またコンフィグレーション管理、設計変更なプロセス管理やライフサイクル管理は不可欠な訳です。それがAVEVA社のAVEVA ConnectとAras社のaras INNOVATORにより、デジタルツインによりライフサイクル管理をデリバリーするとのことです。
プレゼンでは、グローバルや日本の課題、戦略、そしてクラウドを含めた製品&ソリューション戦略をわかりやすく説明いただきました。また、ソリューションのさらなる充実には、今後も新たなM&Aやパートナーもあるものと予測するものです。
今回の戦略&展開の説明、Aras社との協業、どれも昨今のビジネス環境やデリバリーテクノロジーの進展をみれば、まさに正常進化であり、ECPも世界もトレンドの中心を進んでいるのだと言う印象であります。よい方向だと思います。この業界の今後の統合化についてのさらなる進展を期待するものです。
(参考:2022.11.29:AVEVA、ENEOSの製油所デジタルツインプロジェクトに基盤ソリューションを導入)
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