テーマは、PLM市場全体 (エンドユーザー&プロバイダー、すなわちPLMエコノミー) に於けるどのような状況にあり、トレンドについて、CIMdataの視点で議論がなされました。
Industry 4.0、COVID-19によるクラウドの進展、デジタルツイン&デジタルスレッド、M&Aなどを中心にマーケットリーダーの状況含め、多くのトピックスがありました。
その中で、Breadth of the Digital Thread (デジタルスレッドの広さ) - What types of software offerings are contributing to your digital thread today? In three years? (現行、どのような種類のソフトウェア製品がデジタルスレッドに貢献? 3年後では?) では、2021 CIMdata Cloud-SaaS PLM Researchの結果、興味深い結果がみることができます (資料参照) 。
そのトップにあったのが、MCAD (ハイエンドではなく、多くはミッドレンジ?) とPDMであり、それは三年後も変わりなさそうです。やはり製品データをクリエーションする、その情報をライフサイクルに渡って首尾一貫して矛盾なくマネージメントすることが徹底されているようで、また将来も重要度は増加傾向であるということです。
また、Status of Digital Twin Journey (デジタルツインの進展状況) については、現状、41% (11%の稼働中&30%のパイロット) が活用状況にあり、5年以内、70% (45%の稼働中&25%のパイロット) が活用状況にあると報告しています。(Altair-CIMdata Future Industry Research 2021より)