内容は表題の通りで、副題として “いよいよ、日本の基幹システムもクラウドERPの時代、そして2020年はインテリジェント化が加速” です。SAPジャパンとして、これからのERPのあるべき姿として日本企業のグローバル競争力強化に向けてSAP S/4HANAのアップデート情報が紹介されました。
SAP S/4HANAをクラウドを提供するポイントは、組織的なイノベーション:現行事業場の検知/警告/予測やBig DataなどのDXのコア、戦略的なIT人材配置:重点領域にリソース集中やIT運用人材リスク対応、予測可能なコスト:運用コストの見える化/適正化やその変化への対応、安心・安全:SAP製品の長期使用の安心化/SLA保証の4点がERP視点の見方のようです。
そしてSAP S/4HANAとデジタルテクノロジー (MLやデジタルアシスタント) や複数のSAPアプリでの一貫したUIによるユーザーエクスペリエンスの進化や埋込/連携で実現するIntelligent Appsなどの例が紹介されました。
そしてこの日のハイライトは最近、SAP S/4HANA(R) Cloud導入を表明された日立ハイテクノロジー社のDXプロヘクトの紹介でした。SAP S/4HANA(R) Cloudに特に偏らず社のデジタルトランフォーメーションの背景・コンセプトをシンプル且つ論理性をもって解説いただきました。非常に参考になる内容でした。
ここ数年、各社、同じメンバーでこのパネルが進められて来ました。来年はメンバーを一新して開催する予定だそうです。今後も新しい皆さんでこの闊達なパネルの伝統を継承していただければと感じております。楽しみにします。
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