「フラスタム買収& Creo Simulation Live」のメディア向けの説明会の案内をいただきました。個人的に興味のあったFrustum社の買収についてフォーカスしました。
米PTC CTO CAD/PLMおよびPTCジャパン WW CAD Business Dev. 各氏からの説明並びにQ&Aとなりました。
社の概念である設計プロセス:生成 (GENERATE) 、反復 (ITERATE) 、そして検証 (VALIDATE) 、この生成プロセスの強化がFrustumのテクノロジーです。
Frustumの最新テクノロジーであるAI駆動によるジェネレーティブはエンジニアリングに変革を起こそうとするものです。これはより例えば、今回解説があった鍛造用、鋳造用、アディティブマニュファクチャリングへの製造を確かなものに、さらに複雑な構造体で各部位が異なる材料 (スチール、アルミ、チタン、カーボン) に最適に対応するものです。
これらはある意味で業界の現行トレンドであります。2019年のCreoのリリースに順次組み込まれて行くことは歓迎するものです。
Frustum設立のオーナーの最近のインタビューでは、ソフトを売ることが目的でない、目標はデザインの方法を変えるのだと、これは理解できるものです。それがジェネレーティブデザインであり、さらにAI駆動です。最大の課題は設計者 (企業含む) がどれだけ考え方を変えるかにかかっていると考えます。そのために今回買収発表の結果が市場に登場する際にはテクノロジープロバイダ側 (すなわち、ここではPTC) と市場の顧客並びに支援するサービスプロバイダのみなさんがより協力して正常進化である新しいCADの時代に向かうことを願うものです。
参考:2018.11.21:PTC Acquires Frustum (CIMdata Highlight)
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