2020.4.22:CIMdata Blog - Questions from the recent “Potential Impacts of COVID-19 on the Global PLM Market” webinar (抄訳)


CIMdata - COVID-19のグローバルPLM市場への潜在的な影響


Written by  Stan Przybylinski

皆さんはCIMdataが一連の教育目的のウェビナーを主催していることにお気づきかもしれません。これまでに記録的な出席を得ており、過去のウェビナーの多くは、弊社WebサイトのCIMdata on-Demandページから再生できます。私は最近、COVID-19に関するウェビナーを主催し、ライブで回答する時間がなかった多くの質問がありました。ここに、いくつかの質問とその回答を示します。ウェビナーに参加できなかった方は、こちらでご覧いただけます

You may be aware that CIMdata has been hosting a series of educational webinars. We have seen record attendance and many of the past webinars are available for replay from the CIMdata on-Demand page of our website. I recently hosted a webinar on COVID-19 which generated lots of questions that we did not have time to answer live, here are some of the questions and their answers. For those of you who were unable to join the webinar, you can watch it here.

Hopefully, the questions, and the responses will lead to further discussion.

Best wishes,

Stan


原文については、https://www.cimdata.com/en/resources/cimdata-blog/item/13733-questions-from-the-recent-potential-impacts-of-covid-19-on-the-global -plm-market-webinar を参照ください。


Cloud PLMを実際に使用している人はいるのでしょうか?

現在までの採用はあまり進んでいません。いくつかの点で、それは鶏と卵の問題です。概して、オンプレミスデータとプロセス管理の大手ソリューションプロバイダーは、クラウド製品の市場投入が遅れています。多くの場合、パブリッククラウドインフラストラクチャでオンプレミスバージョンをホストするマネージドサービスを販売しています。Arena PLMやPropel PLM、OpenBOMなどの最近の参入者などのクラウドネイティブプロバイダーは、オンプレミスソリューションが長い間サポートしてきたいくつかのユースケースを可能にしています。セッション中に述べたように、COVID-19の危機は、企業がより真剣に検討することを促す可能性があります。

オンプレミスからクラウドへのトランスフォーメーションは今、勢いを加速すると述べられました。PLMシステムインテグレーターの役割はどのように変化すると見ますか?

CIMdataはこれについて数年間にわたって語っています。少なくとも2種類の変化があります。一つ目はインテグレーションに関係しています。以前は、オンプレミスソリューション間のポイントツーポイントなインテグレーションでした。また、つなぐ必要があるシステムの種類は他にもあるのです。オンプレミスからクラウド、クラウドからクラウドへ、これらには、10年前に必要だったのとは異なるスキルが必要です。

2つ目の変化は、ソリューションのカスタマイズです。ソリューションプロバイダー、システムインテグレーター、および産業界のクライアントの間には、相互依存関係がありました。 産業界の企業は自分たちのやり方でソリューションを求めていました。ソリューションプロバイダーは、カスタマイズ可能なソリューションの提供に満足し、システムインテグレーターは、それを行うための時間と必要経費 (materials rates) を支払われたことに喜んでいました。

今日、ほとんどのクラウドソリューションは、それを制作した人によって考え出された方法でのみテーラーリングできるようになっています。これにより、システムインテグレーターに求められる作業の種類が変化しています。クラウドプロビジョニングを使用で、データとプロセス管理のソリューションのインスタンスを簡単に立ち上げることができます。しかし、ITのコンシューマライゼーションが一般的となっている世界では、一部の人々が無視している企業にシステムを稼働させるための準備にまだ多くの作業があります。多くは、ライセンスを購入し、準備ができると考えています。そうではありません。セキュリティモデルを定義し、ユーザーと設定する必要があります。ビジネスプロセスをキャプチャしてシステムに "教える" 必要があります。採用をサポートするには、組織的な変更なマネージメントとコミュニケーションが依然として不可欠です。つまり、サービスは常に必要だが、その構成は変化しています。

クラウドベースのPLMソリューション、特にパブリッククラウド (例:Onshape) のソリューションは、危機の勝者となるのでしょうか?

人々は間違いなくクラウドベースの製品をより注意深く考えるでしょう。それが新しいCADシステムに発展するかどうかは、大きな疑問です。これは提供される方法として必要な機能性を比較する役割と同じです。

真実は、企業が従業員をリモートで作業させているということです。一部の企業はこれを常に受け入れてきたが、多くの企業はそれを無理強いしています。ウェビナーでの要点は、従業員がリモートで生産的に働くことができると企業が見た場合、リモート作業全般に対する意見が変わる可能性があるということです。これにより、クラウドのトライアルへの歯止めを解き、そして最終的には採用につながる可能性があります。

クラウドベースのPLMに関する最近のCIMdata調査で、回答者がクラウドベースのソリューションの採用に関して抱いた主な懸念について我々は質問しました。当然のことながら、セキュリティは、cloud-to-on-premiseのインテグレーションに次いでリストの上位にありました。リストのさらに下には、あまり議論されない項目があり、つまり継続的なソリューションの可用性でした。皆さんはオンプレミスのCADシステムとクラウドにデータ管理があるとします。皆さんは設計に取り組んでいますが、クラウドアクセスがダウンしていると、システムに保存できない場合があります。それは確かに問題ですが、いつでもローカルに保存できます。しかし、オーサリングツールがクラウドベースで、クラウドアクセスがダウンしている場合、作業できません。皆さんはそうであると言いますが、サービスレベル契約では、99.9%の確率で利用できると述べています。それは確かにそうですが、それはアプリケーションです。デスクとクラウド内のそのアプリケーションとの間のすべてのリンクの可用性は同じでしょうか?皆さんの会社のネットワークがダウンすると、仕事ができなくなります。皆さんのISPがダウンすると、皆さんは作業できなくなります。皆さんはチェーンの中で最も脆弱なンク同然です。これがその多肢選択式の質問に含まれていた理由であり、その低ランキングは、人々が必ずしもその結果について考えているわけではないことを示しています。

社会的距離 (パーソナルディスタンシング - PERSONAL DISTANCING) の潜在的な新しい新常態 (ニューノーマル - new normal) は、自動車の相乗り (ride-sharing) の採用を遅らせ、さらに重要なことには、長期的なモビリティソリューションへの自動車投資を遅らせてしまうでしょうか?または、それは一時的なことですか?

車両の個人所有は、ここ数年減少傾向にあります。需要の減少の一部は、相乗りサービスに使用される車両とバランスが取れています。個人的な経験に基づくと、相乗りに使用される多くの車両は新しいものではありません、特に相乗りエクスペリエンスの下位層では。

相乗りサービス自体は、ドライバーの排除を目指しており、これにより、ドライバーや至近の乗客にさらされる可能性が低くなります。それらには乗車の合間に客室を消毒するシステムや病原体を吸い出す負の気流などがあります。これにより、設計が複雑になり、より多くのツールが必要になりますか?

それは言うには早すぎます。ここで、私が使った自動車販売のチャートのほうが関連性が高いと私は思います。経済から多くの購買力が奪われています。それは、人々が仕事に戻るのにかかる時間に応じて、短中期的に売上を損ねています。一時的な変動, 状況の悪化。あなたが求めているのは、より長期的な傾向でしょう。

申し訳ありませんが、私が見落た可能性があります。どの業界が潜在的に進展を経験するでしょうか?たとえば、自動車はフラット、航空機はダウン、しかしおそらく医療機器、製薬は進展。

これはウェビナーでは明示的に取り上げられておらず、PLM市場の完全な見通しを具体化する際により強固に検討されるでしょう。しかし、皆さんの言ったことは理にかなっています。医療機器と製薬会社はこの環境で繁栄します。自動車と航空機は示すのは難しいです。新しシートに "座る" ために雇われる人々はおそらくいないでしょう。しかし、1万台あるいは50万台を販売する場合、安全でスタイリッシュで効率的のよい車を設計する必要があります。飛行機も同じです。 皆さんはデザインシートはそれほど必要ないかもしれませんが、皆さんはもっとシミュレーションが必要になるかもしれません。

貴方はCOVIDと気候変動などのような危機の複合的な影響 (joint effects) を考慮しましたか?

いいえ、それは予測プロセスの範囲を超えています。しかし、皆さんは気候変動がすでに多くの分野でPLMへの投資を推進していると主張することもできます。より高い燃費要件は、より多くの設計とシミュレーションを意味します。電化製品のエネルギー要件は、同様の効果があると見なすことができます。

気候変動がPLMへの投資が高かったセグメント全体を排除するには、しばらく時間がかかります。モビリティは様変わりしていますが、それでも個人用車両 (またはそのサイズの車両) に焦点が当てられています。自家用車は、新たに想像された交通ハブからラストマイル (それぞれの家庭への短い距離) を走る小さな自律型トラムに置き換えられますか?私たちはまだ飛行機を製造しています。それをハイパーループ (真空チューブ鉄道の構想) で置き換えられますか? PLMエコノミーを変えるのは、こうしたタイプの変化です。

クラウドベースのPLMを採用するための市場での主な制約は何でしょうか?

従前の回答で述べたように、その一部は、伝統的な市場リーダーが提供する魅力的なクラウド製品の可用性です。しかし、CIMdataの見解では、拘束のほとんどは心理的なものです。クレジットカード番号がPLMの使用例とほとんど関係がないとしても、公に知られているセキュリティ侵害が発生するたびに、クラウドPLMは少し後退します。ほとんどの大企業は、社のITをクラウドに移行させています。中小企業は、その柔軟性のためにクラウドを好みます。シフトはおそらく避けられません。私たちが欠けているのは、成功を収めた大企業のケーススタディです。 そして、CIMdataが長い間伝えてきたのは、そうしたタイプのストーリーです。

貴方はどの業界がPLMソリューションを他の業界よりも採用すると思いますか?

クラウドベースのPLMの制約の1つは、クラウドとの間の大きなファイルの転送です。大きなファイルがない、またはビジネスプロセスのコラボレーションを単に行っているだけの業界は、動き出す可能性が高くなります。良い例の1つは、小売、靴、アパレルです。それはビジネスプロセスのコラボレーションとスピードについてです。クラウドはぴったりです。ドキュメント中心の業界は、製薬会社やCPGのようにうまく機能します。自動車や航空宇宙などの伝統的な高投資型PLM業界では採用が増えていますが、それら各社にとって、それはそれらを逆戻しすくらいの慣性を要するでしょう。

ロボット工学への関心について、人の動きよりも多くのオンライン小売業に起因する輸送の増加の必要性の他にも、高まるのでしょうか?

既存の小売の構成で使用できる小売環境でのロボットのピッキングや配置に関するいくつかの取組がありました。これが長期的なトレンドになるとしたら、アマゾンと同じように、ロボティクス用に設計された食料品の倉庫が登場することを私は期待しています。

クラウドでのCADまたはCAMは広く採用されるでしょうか?それとも、セキュリティ上の懸念で採用されるでしょうか?

CADとCAMでの採用も、もう一つの鶏と卵の命題です。フィールド・オブ・ドリームス (Field of Dreams、"やれば出来る"ような意か) を言い換えれば。皆さんがそれを構築すれば、結果はやって来るでしょうか?Onshapeがそれを構築し、4億7000万ドル (およそ500億円強) で社を購入したPTCからとてつもない評価を得るに十分な金額でやってきました。一部の皆さんはそれが収入の約47倍であると推定しました。

いくつかの点で、オンプレミスCADの仮想化は、クラウドでのCADについて提起されているいくつかの懸念に対処します。データはクラウドに作成されて残ります。帯域幅について気になるアップ/ダウンの移送はありません。CAMも同じ方法で実行できます。機能性の低下が無いと言う移動についての説得力のある理由が必要です。 Onshapeが買収されたとき、社はその方向に動いていました。CAMセグメントには未だそのようなイノベーションはありませんでした。

COVIDはCPGメーカーに機会を提供すると思いますか、具体的には、ナンバー3、4、5のブランドは、ナンバー1と2が小売店の棚にないため、そのカテゴリーで上位に引き上げることができますか?

小売業を理解している人々は、ほとんどのナンバー3、4、および5のブランドは中身は同じ製品あることを知っています。現在の危機によってもたらされたサプライチェーンの制約により、消費者は間違いなくランクの低い製品に触れることになるしょう。消費者は購買行動を変えるでしょうか?おそらく、これらの製品が将来の店舗の外 (curbside - 舗道の縁石側) での集荷または配送 (例えば、客が自宅から飲食店に飲食物を電話注文し、車で引き取りに行く時刻を取り決めておき、客の車が店の前のカーブサイドに停車したら、店員が注文品を車内にいる客に手渡す) でコスト競争力を維持する場合にでしょう。

ビジュアライゼーションのテクノロジーの制限やソリッドモデルとの相互作用の制限はありますか?

ビジュアライゼーションにおける大きな問題は、非常に複雑なモデルを可視化することであり、ソリューションプロバイダーに過去20年間にわたって攻撃してきた問題です。クラウドで利用可能な計算能力は、最近の参入者がこの問題をよりエレガントかつ効率的に処理するのに役立っています。

ネイティブCADシステムの外部にあるジオメトリでのコラボレーションを可能にするために、一部のビジュアライゼーションが登場しました。ただし、皆さんが行うコラボレーションはすべてキャプチャし、ネイティブジオメトリに変更を加える必要があります。

PLMデータはクラウド(パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方)上で安全になると私たちは言えますか?

オンプレミスと同じタイプのセキュリティ対策、つまり強力なパスワード、暗号化などを使用して行う必要があります。オンプレミスシステムの物理的なセキュリティは緩やかなので、物理的に侵害するほうがはるかに簡単です。逆に、皆さんのクラウドベースのソフトウェアが実際にホストされている場所はわかりません。マルチテナントの場合は、はるかに大きなデータベース内のテーブルのセットである可能性があります。

将来、規制が増えるか減るかは私はわかりませんが、おそらく規制が増えるでしょう。 PLM業界はこれをどのように考慮していますか?

PLMエコノミーでは常に規制に対処する必要がありました。歴史的に、PLMへの投資はモビリティ、航空宇宙&防衛の分野で最大であり、どちらも厳しく規制された産業であり、多くの場合、さまざまなセグメントや地域/国で競合する規制があります。皆さんが一連の規制がある場合は、皆さんは一連のプロセスと検証&検証手順を定義して、これらの要件を確実に満たすことができます。一つは開発へのシステムエンジニアリング "Vee" アプローチに部分的に導くように考えています。

重要なことは、規制がテクノロジーの変化に適応できるかどうかです。自動車業界とその規制当局が、仮想衝突試験が物理試験に取ってじゃえられることを受け入れるには、何年もかかりました。航空宇宙でも同じです。一方、食品医薬品局(FDA - Food and Drug Administration)は、規制する業界での製品開発へのデジタルテクノロジーの適用に適応するのに時間がかかりました。これは大きな問題になります。COVID-19のような危機が速度を重要なものにしているため、規制当局を満足させながら、物事を十分に迅速に行うことができますか?この危機の早い段階で見たように、今日の答えはノーです。

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