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2020.9.15:リーマン・ショック - 12年前

20200915 Lehman Shock

 12年前の今日 (2008年9月15日) 、日本でリーマン・ショック (参照:Wikipedia、英語:Bankruptcy of Lehman Brothers) と言われる世界規模の金融危機が発生しました。

 日経平均株価も大暴落、9月12日の終値は12,214円だったが、10月28日には一時は6,000円台まで下落、昭和57年 (1982年) の(昭和57年)10月以来、26年ぶりの安値を記録したそうです。

 この影響は製造業のIT投資、ひいてはPLM投資にも大きな影を投じました。サービスプロバイダー (SI) の収益について、その年の収益は大きな減少となりました。そしてビジネスの状況が回復するまでにおよそ4年の歳月を要しました。

 ただ、その間に新しいテクノロジー、すなわちクラウドやライセンスのサブスクリプションモデルが登場しました。これは歴史的に必ず発生するポジティブな進化です。

 今でも忘れることのできない事象であります。折しも今年はコロナ禍の影響は収益面では避けて通りないと考えます。しかし、新たのテクノロジーも登場するであろうと考えます。

2020.4.23:2SAP HANA CloudS および SAP Data Warehouse Cloudの 日本におけるビジネス展開ついて

 案内によれば、”SAP HANA(R) Cloudは、インメモリーDBをクラウド環境で提供するDB as a Service (DBaaS) で、SAP HANAデータベースの処理能力とパフォーマンスをクラウド環境でも享受することを可能にしました。また、データの仮想化により、あらゆる種類のデータへの単一ゲートウェイとして機能し、分散データランドスケープでのデータ活用をスムーズにし、データ管理の柔軟性を向上します。” だそうです。

 これにより、企業の中のデータを単一アクセスポイントにして企業活動のアジャイルなアナリティスを実現、多種多様なデータの活用を促進させらる、ビジネスの成長に合わせデータ量などに対応し性能とコストの最適化ができるなどのメリットになるそうです。また、企業のIT部門が請け負って来た部分の負担が軽減を期待し、そのリソースをもっと生産的なところに向けられると解説がありました。

 ビジネスオペレーション中の諸々のデータを可能な限りリアルタイムの速度でアナリティスを繰り返し、最適な解、すなわち意思決定に貢献することと理解しました。いずれにせよ、しっかりした企業の経営戦略のもとにアナリティスが実行されることが肝と考えます。

(本イベントはWeb会議で実施されました)


お断り:本ブログは内容は以下を基準で記述しております:

◎個人名称を除いて敬称は略しています。
◎特定の企業、製品、サービスを宣伝するものでありません。
◎コンテンツは現場で得た情報に加えて、国内外の確かな情報、そして当サイトオーナーの意見を含まれます。

2020.4.22:CADソフトウェアPTCの新製品『Creo 7.0』説明会

Screen Shot 2020-05-04 at 8.10.49

 今日までPTC 新宿本社で開催した説明会イベントもWeb会議活用になりました。良い意味で移動の時間が大いに節約できます。今回のプレゼンテータのPTC社のBrian Tomsonさん他の皆さんもご自宅からの参加でした。

 今回は表題にあるCreoの新バージョンの紹介です。新バージョン、5つの分野に大きな投資がなされ、その中の目玉が、ジェネレーティブデザイン、リアルタイム シミュレーション、そしてマルチボディ設計の三つだそうです。

 特にジェネレーティブデザインは、2018年後半、新興企業Frustum社買収後、その成り行きを注視していました。Frustumの最新テクノロジーであるAI駆動によるジェネレーティブ機能がCreo Generative Topology OptimizationとしてCreo 7.0に組み込まれた訳です。ここ6〜8ヶ月、日本の有力ユーザーでも評価中とのことです。

 ジェネレーティブデザイン、Creoの場合のように既存の設計機能にうまく融合されてインプリされたようですが、デザインそのものに考えたの違いを理解することが必要と考えます。他社のCAD製品を含め、もう一部の人のためではなくかなり大衆化してきたように見えます。今後の正常進化を期待するものです。そのためにしっかりした啓蒙が重要になり思います。


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2020.4.22:データは診ている - COVID-19 緊急事態宣言から2週間、この先は?

 ”新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言” が出されて早2週間とか、その効果を計るにはまだまだそんな時期ではないでしょう。自分として複数のデータ、例えば、JOHNS HOPKINS UNIVERSITY & MEDICINEの世界各国の履歴データやApple社のMobility Trends Reportsなどを掛け合わせてみると何かが診えてくるのでないかと考えました。

20200422 COVID-19 Analysis

 例えば、韓国の例、図のように1月末には外出の制限をし、まだまだ粛々と努力しているようです。その結果がここ1ヶ月、移動抑制開始後でもあった当初の発生件数の急激な増大が止まり、やや緩やかにと、でもまだまだ続いてる訳です。

 複数のデータから分析すれば移動と発生 (所謂、陽性確認と理解) の関係は画像のように明らかになります。厳密には医療の環境とか人との関わり合いなど国によって異なると思います。しかし、このデータを診る限り、移動抑制の効果は2〜3ヶ月もしないと効果が出ないし、またかなりの間地道に続ける努力が必要と強く感じます。

 これから見れば、日本での移動が減り始めたのが4月に入ってからであり、しかも韓国の抑制に比べると依然として弱めのようです。日本はこの先、ピークが明確になって数ヶ月ぐらいは相当な抑制、つまり協力、辛抱、忍耐をつづけねばと思うものです (以下を参照) 。

20200423 COVID-19 Analysis


ご参考:2020.3.24:Yoshiki and Shinya Yamanaka

2020.4.10:新型ウイルス感染症 (COVID019) - 各社のアクション

20200317 COVID-29 miscellaneous

 目下、全世界の人々は先がまだ見えない敵と戦うような状況におります。

 まずは人が第一であり如何に見えない敵に対応するか、すなわち感染しないかが最優先事項です。これなくして経済はありません。しかし、現行、アクティブな経済活動を守ることも必要です。

 そんな意味でPLMコミュニティで活躍しておられる各社の対応も見えてきております。

 そのような取り組みをここにご紹介します (文面は各社の案内を抜粋):

  • 2020.3.17:e-mail - レクトラでは、レクトラ製品を検討いただいているお客様の「ものづくり補助金」の申請サポートを行っています。
    レクトラに相談する - ものづくり補助金」活用で危機をチャンスに!...今回は、 新型コロナウイルスの影響を受けて、サプライチェーンの毀損等に対応するための設備投資等を 行う事業者 が加点措置や申請要件緩和等によって優先的に支援されます。
  • 2020.3.27:プレスリリース -PTC、新型コロナウイルス感染症対策支援、作業現場と遠隔でつながる「Vuforia® Chalk」を期間限定で無料提供、企業の生産性向上に向け、拡張現実(AR)技術を用いたリモートワークの導入で危機に対
    https://www.ptc.com/ja/news/2020/free-access-vuforia
  • 2020.4.2:プレスリリース - オートデスクがクラウド コラボレーション製品への無料の拡張アクセスを提供
    https://www.autodesk.co.jp/press-releases/2020-03-30
  • 2020.4.7:プレスリリース - ダッソー・システムズは、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染拡大を受けて、顧客、取引先、コミュニティへの支援についてあらためて発表しました。
    https://blogs.3ds.com/japan/press-release-covid-19/
  • 2020.4.7:Facebook - 新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、ダッソー・システムズ株式会社ならびにソリッドワークス・ジャパン株式会社は、国内の全オフィス(東京、大阪、名古屋、豊田、横浜)を4月8日より閉鎖することといたします。
    https://blogs.3ds.com/japan/news-20200407/
  • 2020.4.8 :プレスリリース - 武漢市の雷神山医院においてシミュレーションで汚染拡散防止を支援するダッソー・システムズのソリューション
    https://www.3ds.com/ja/press-releases/single/dassault-systemes-supporting-the-simulation-of-leishenshan-hospital-pollution-dispersion/

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2020.3.24:Yoshiki and Shinya Yamanaka

20200317 COVID-29 miscellaneous

 YoshikiさんのYotubeチャネルでのノーベル生理学・医学賞の山中 伸弥さんとのコロナウイルスについての対談が最近話題になっています。

 早速視聴みました。なるほど、一般のテレビのコロナウイルスについての番組の恐怖のみを煽り立てる様なトークとは一線を引いた真摯な内容でした。両氏共に専門家ではありませんがそれぞれの世界での識者らしく説得力を感じました。

 我々は未知なウイルスを戦っていること、そしてそれに対する有効な手段はまだない、しかし経験が無かった昔とちがって対処を考えることは進んできていること、つまり過去のウイルス対処より解決の道が明るいということと理解しました。

 最終的に山中先生は、今は我々は我慢を受入なければならないことを一人一人が理解すること、その通りと感じました。

20200324 Yoshiki Yamanaka

Coronavirus Talk コロナウイルス対談: YOSHIKI & (Nobel Laureate Physiology/Medicineノーベル生理学・医学賞)Shinya Yamanaka

参考:WHO - Coronavirus disease (COVID-19) Pandemic


2020.3.23:CIMdata 2020 PLM Market & Industry Forum

20200317 COVID-29 miscellaneous

 今年のフォーラム開催について、皆さまに先週末に個別 (電子メール) に案内させていただきました。WEBサイト上での内容も変更しました。

 例年通り、市場状況をタイムリーに提供するという責務から予定通りの日時 (日本:4月14日 (火) 午前9時〜) に世界各地向けに開催ということになりました。日本の場合は午後のリサーチセッションを10月にオンサイトでやろうということにしました。

 そんなこんだで2月末から3月初めは各社の業績のデータ集め&整理もあり実に余裕のない日常でありました。でも先週末、開催についてメールしましたら皆さまから好意的且つ前向きなリアクションいただき勇気をいただくものです。何事もまずはやってみるべきとつくづく思いました。

 皆さま、ありがとうございます!

2020.3.16:CIMdata 2020 PLM Market & Industry Forum

20200317 COVID-29 miscellaneous

 コロナビールス (COVID-19) の本フォーラムへの影響の対策を2月中旬から検討しておりました。

 2月末の時点で、幕張開催のDMSの各社対応などを鑑み、弊社としてもこれは4月半ばの時期に開催すべきではないと判断しました。

 しかし、内部の議論は、毎年、皆さまにご期待いただいている "PLMの最新動向&市場データ/結果” については、我々のミッションとしてどうオンタイムでお届けするかでありました。

 CIMdata社も内々で早くから中国での開催は延期としていました。結果的に3月に入り、予定通りの期日をベースに欧州及び北米の開催はバーチャルイベントに、日本での開催はバーチャルイベント&オンサイトイベント (10月予定) という決断が下されました。

 内部的にこの急変更での若干の混乱はあるものの順調に進んでおります。例年ご参加のみなさんからもどうするとの問い合わせもいただいております。1両日中に変更後のご案内ができる所存です。

 よろしくお願い申し上げます。

2020.3.6:コロナビールス (COVID-19) のサプライチェーンへの新たな影響

20200317 COVID-29 miscellaneous

 コロナビールス (COVID-19) では、中国の世界への部品供給の問題で自動車産業に大きな影響が発生し、サプライチェーンへの話題且つ問題になっております。

 2011年の東日本大震災の際にも電子部品&アッシーの世界のサプライチェーンの課題として大きく取り上げられtことは決して過去の問題ではあります。

 本日、PLMのサプライヤーさんとミーティングを持ちました。そこで話題にあがったことは、サプライチェーン課題は、ハード部品のような "ブツ" だけではないということです。

 それは例えば、ソフトウェアモジュールやある固有のアプリのモジュールなどが中国で開発していた場合です。今回のコロナビールス (COVID-19) では、旧正月で郷里に戻った技術者が会社に戻ってこれない例が発生しています。

 それは結果的にソフトウエアもサプライチェーン問題の影響を受けていることです。今回のコロナビールス (COVID-19) は従来では考えられない広範囲の影響を及ぼしていると感じた次第です。

2020.2..14:第106回統合型ものづくりITシステム:バーチャルエンジニアリング研究会

20200214 MMRC Mase

 統合型ものづくりITシステム研究会 (東京大学) の会合です。前身の "統合的なもの作りとITシステム研究会" に2007年に参加し始め以来ですのでいつの間にか大きな月日を経ております。何時も日本のモノづくりをどうしたらよいかの探究の場として勉強させていただきております。

 今回は日本発のCADやBOMの大御所、レジェントである元日産自動車、デジタルプロセス (社長) の間瀬 俊明さんのご講演 (講義と言った方か正しい) です。タイトルは、「ソフトウエア消費国からソフトウエア生産国へ」。

 内容は、『50年の歴史を眺め、今後についてどうするか?』、つまり氏の特に国産CADを中心とした取組の半生とそこで得た課題をもって今後を示唆すると理解しました。

 内製CADの限界、日本のコンピュータソフトの使用が欧米製中心、日本は高いレベルでソフトを使おうとするが欧米は大したものでもないのを使うがそこで成長する、日本人はソフトの本質を理解するのが苦手、などなど我々rも日頃痛感している点を氏の視点で鋭く且つ分かり易く解説されました。

 コトの大きさは現代の自動車のソフトの割合が増加していることです。トヨタでさえもリコールに対して正しさを証明するのに一年を要した訳で、その際の損失を考えてみれば明白であります。また、2019年度のリコールは制御プログラムに原因するものが増大しているそうです。

 ソフトが製造原価ゼロ (この意味がよく分かりませんでした)  を課題としていました。

 最終的にソフトがハードを牽引する時代に、ソフトの更新が出来なくなると (と、解釈しました) 、クルマは陳腐化する時代になるろうと語っていました。 

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2019.12.10:LECTRA、レクトラのファッションとインテリアのコラボレーションセミナー

20191210 LECTRA Fasion

 ファッション/自動車/家具などのファブリックを主体とした大手PLMメーカーのレクトラ・ジャパン (本社:フランス) の表題についてのユーザー向けのセミナーです。

 今日のファッション/インテリア業界のトレンドである所謂マーケティング&販売のための新たなエクスペリエンス提供の課題です。かなり以前から浸透していたファッションブランドがなぜインテリアに進出するかの背景・理由やトレンドについて専門家から解説がありました。それは単にファンションを提供するだけでなくライフスタイルを取り込んで顧客の関心を引き寄せ、且つ長期に渡って関与し続けることです。

 その背景には、双方の業界に行き詰まるがあるようです。そこでイメージし易いライフスタイル丸ごと提案して、興味を喚起し、さらに新たな市場や顧客を創出することが狙いとのことです。これら現実の多くの例が提示されました。

 そして副題:「マーケットトレンドとカスタマイゼーション」については、当該市場の専門家から “ファッションマーケットの変化:カスタマイゼーションの動向” と題して、この業界の世界並びに日本の市場規模、そして今、大転換期にあること、すなわち、サステナブル、マスカスタマイズ、D3Cブランド、そして閉店/企業買収&ブランンド統廃合、それらについて丁寧な解説が固有名詞をもってありました。

 そしてレクトラ社からカスタマイゼーションを中心に社のソリューション、特にインダストリー4.0について、デジタル化の必要性を強調して紹介がありました。

 PLMというと所謂、自動車やメカエレ製品をイメージしがちですが、ファッションという製品について、それらのプロセスを知り尽くした独自のソリューションがあるということの理解に有益なものでした。


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2019.12.10:SAP S/4HANA(R) Cloudの最新情報について

20191210 SAP HANA Cloud

 内容は表題の通りで、副題として “いよいよ、日本の基幹システムもクラウドERPの時代、そして2020年はインテリジェント化が加速” です。SAPジャパンとして、これからのERPのあるべき姿として日本企業のグローバル競争力強化に向けてSAP S/4HANAのアップデート情報が紹介されました。

 SAP S/4HANAをクラウドを提供するポイントは、組織的なイノベーション:現行事業場の検知/警告/予測やBig DataなどのDXのコア、戦略的なIT人材配置:重点領域にリソース集中やIT運用人材リスク対応、予測可能なコスト:運用コストの見える化/適正化やその変化への対応、安心・安全:SAP製品の長期使用の安心化/SLA保証の4点がERP視点の見方のようです。

 そしてSAP S/4HANAとデジタルテクノロジー (MLやデジタルアシスタント) や複数のSAPアプリでの一貫したUIによるユーザーエクスペリエンスの進化や埋込/連携で実現するIntelligent Appsなどの例が紹介されました。


 そしてこの日のハイライトは最近、SAP S/4HANA(R) Cloud導入を表明された日立ハイテクノロジー社のDXプロヘクトの紹介でした。SAP S/4HANA(R) Cloudに特に偏らず社のデジタルトランフォーメーションの背景・コンセプトをシンプル且つ論理性をもって解説いただきました。非常に参考になる内容でした。

 ここ数年、各社、同じメンバーでこのパネルが進められて来ました。来年はメンバーを一新して開催する予定だそうです。今後も新しい皆さんでこの闊達なパネルの伝統を継承していただければと感じております。楽しみにします。

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2019.11.29:@オートモーティブデジタルプロセスセミナー2019

20191109 DIPRO Automotive

 毎年、楽しみにしているデジタルプロセス株式会社の恒例イベントです。

 何時も現場の課題・問題にタイムリーにフォーカスし、地道な取組に感銘を受けています。特に既に長期にシリーズ化した感のある日本を代表する自動車OEMのIT担当者を中心にしたパネルディスカッションが楽しみです。

 今年のパネルのテーマは、世間の話題あるいは流行語でもある、”DX/DT”、すなわちデジタルトランスフォーメーションとなり、 “DX時代 All Japanの車づくり” と題されました。

 このパネルに参加各社&各者はDIPRO社を軸に中国などのクルマづくりの動向について独自の調査が報告されました。日本が長年のものづくりの伝統から急に変われないのに比べ、中国などは進んだデジタル社会の上におり、デジタル化について日本よりも圧倒的に進んでおり、日本は追い付け、追い越せが必要と述べていました。また製品開発現場やクラウドに関し、現場の開発リーダーがカリスマ的なカリスマ的な人があおり、若い人たちがしっかりと進めているようです。またIT基盤にはパッケージ型のPLM&ERPが使われており、日本は長い歴史、すなわち例えば1,000を超えるインハウスシステムの絡みなどから簡単には行かない、MBSEにしても増改築が難しいパッケージでは簡単ではないとの意見もありました。

 例年のごとく、このパネルには現場の意見、そして各OEMの方向性、さらに正にAll Japanはどうするのだと実に機知に富んだアイデアや参考になるコメントがありました。


 ここ数年、各社、同じメンバーでこのパネルが進められて来ました。来年はメンバーを一新して開催する予定だそうです。今後も新しい皆さんでこの闊達なパネルの伝統を継承していただければと感じております。楽しみにします。

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2019.11.15:SAPジャパン他、開封検知付アルミ箔を使用した服薬管理システムの共同研究

 株式会社UACJ、株式会社UACJ製箔、SAPジャパン株式会社、ドクターズ株式会社による封検知付アルミ箔を使用した服薬管理システムの共同研究&実証試験を開始の発表です。

 患者の服薬状況をリアルタイムでスマートフォンに取込み、そのデータを担当医に通知し、患者の服薬管理を正しく行おうとするものです。UACJ社開発のアルミ包装にセンサーで印刷し、患者が開封した際にスポートフォンに信号が送られる仕組みです。

 現状、患者の薬の飲み残し&飲み忘れでの残薬が500億円、もろもろ服薬全体の適正化で3,000億円の節減が可能とのです。

 どのような管理を行うかは医師側であるドクターズ社が医師&患者にメリットあるアプリを考えているようです。そしてそのバックボーンにある開発環境がSAP(R) Cloud Platformならびに分析ソフトのSAP(R) Cloud Analyticsだそうです。また患者 (ユーザー) からのフィードバックを取得するのが先に買収したソフトウェアSAP(R) Qualtricsだそうです。

 実装実験の開始ですが、コストについてはセンサーを含む包装は現行の包装と同等にすることが目標ということです。また、利用のアプリケーションのコストは様々の方法で成立、すなわち医師側のメリットで吸収、あるいは患者のメリットを明確にして受益者負担にと、これらは今後の実証実験の結果によるようです。

 この仕組みはある意味で服薬に関するIoT (*.1) 、すなわち顧客である患者のエクスペリエンスを薬の供給者である医師側と共有して、確かなる最善の管理が出来るようになることのようです。

 なお、包装自体、この方法で実用に向かうか、すなわち分包や患者の意識改革など問題も多々あると考えます。現場の実態をボトムアップ思考で汲み取り正常進化いただくことを願うものです。

*.1 ドクターズ社によれば、”IoMT” を目指す、”M” はMedical とのと。


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2019.10.24:第5回 IoT/M2M展@幕張メッセ

 リード エグジビション ジャパン株式会社、IoT/M2Mソリューション、IoT/M2Mプラットフォーム、M2Mモジュール・デバイス、RFIDソリューション、セキュリティ、測定器、シュミレータ、その他IoT/M2Mシステム構成要素などの一大イベントのように見えます。ビジネスへの関係やインパクトのありそうなモノ・コトを短時間に見て回りました。

 以下はその全体的な所感です:

  • 全体的に、プロバイダーを次のような点を声高に:
    • DX、すなわちデジタルトランスフォーメーションで競争力を得る。
    • プロバイダーはデジタル技術で差別化、顧客はモノではなくサービス (成果) を求める。
  • デジタイゼーション (Excelや個別システムなどの多くの個別システムの世界) から
    •  すべてをつなげた世界 (単一システムが必要ではない) のデジタリゼーションへ
    • IoTのための包括的なソフトウェアプラットフォームを提供
  • その他、働き方改革で、RPA、Office 360など活用、…、そしてセキュリティ関連は活発!

 最終的に、誰もが声高にしているDX、すなわちデジタル変革&Digital Tranformationを否定するものではありません。そのためには、”コトの本質”を “企業自ら” 追求する必要があります。例えば、IoTでデバイスからデータが入りますが、それを企業の戦略として、どう活用するのかや便益をえるのかを明確に定義することが肝要です。そのためにプロバイダー各社は最適なことをされているのか今後もウオッチして行きたいと思います。

参考:2019.11.5:True North Enterprise Calibration: A New Model for Sustainable Business and Digital Transformation - CIMdata Commentary (近々、日本語抄訳予定)

2019.10.24:Dassault Systèmes、Q3 & YTD 2019 Earnings Call

 ダッソーシステムズ社の今期の第三四半期の収支報告カンファレンス (Earnings Call)  が開催されました。

20191028 DS Earnings Call Toyota 500

 通期での総収入は前年比+12&、特に3DEXPERIENCEの収益は+32%と大きく増進、ソフトウェア収益の二桁成長を示したのはAerospace、Marine & Offshore、dHome & Lifestyleとのことです。

 戦略的な実装面でみると、ライフサイエンスが新たなコア業種に、大手企業から中堅企業ならぶにスタートアップまでのバリューチェーン全体に対応、製造業からインフラやヘルスケアまで産業ルネサンスなどを挙げていました。

 今回、3DEXPERIENCEの採用例が産業ごとに多く発表されました。特に自動車業界、輸送とモビリティの課題の実現として、電子化、コネクテッド、自動運転などに始まり、認証&コンプライアンス、EVバッテリー、特定のターゲットの新機種の立ち上げやオンデマンド生産などの課題に向けて、3DEXPERIENCEプラットフォームは多岐に渡る利害関係者のコラボレーションなどで多くの進展が期待しているようです。

 その中で、日本のトヨタ自動車の3DEXPERIENCEの採用のプレゼンがありました。そのキーポイントは3DEXPERIENCE POWER'BYであり、資料のような価値&効果を期待し、進展するようです。

 今後は、顧客の期待に沿って、長期に渡って3DEXPERIENCE POWER'BYを安定供給され、目標 (Ambition) を実現されることを期待するものです。


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2019.10.8:3DEXPERIENCE FORUM 2019 日本

 ダッソー・システムズは、年次イベント “3DEXPERIENCE FORUM 日本 2019” 、テーマ - “インダストリー・ルネサンス ~持続可能な世界に向かうイノベーション、ビジネス、人” をテーマに、それに沿った内容でダッソー社や経産省&業界の代表的行の基調講演、幅広い業種別分科会、パートナー各社の展示がありました。

 冒頭のダッソー社の基調講演では、Sustainability (持続可能性) をテーマにSustainable EnterpriseとしてCO2削減に始まり、製品の構築方法を変革し、Circular Economy (循環経済) *1を目指すことにビジネスチャンスがあることが述べられました。そのために3Dexperience platformは、新しいコネクテッドをベースにしたコラボレーションを進め、新しいデザインエクスペリエンスを得て、新たな競争力にビジネスプラットフォームとして有効であるとしました。

 そして “世界で通用する人材とは” と題したセッションでは元プロテニスプレーヤー/ スポーツコメンテーターの杉山 愛 氏が登場しました。”アマとプロとの違い”、世界で戦うためのメンタルの問題、つまるところ “勝負の世界”、”勝てばオーケー”、しかし負けた時が重要であり、これは課題をもらえたことであり、課題を磨けば良いということが分かったことが収穫だったとのこと、何事もしっかりと準備をすることであり、知らない自分に出会える繰り返しだったようです。正にグローバル・コンペティションを戦い抜いた氏のお言葉には重みがありました。共感するもので、大変、勉強になりました。ありがとうございました。

*1 “循環経済に向かって:新たな試練が新たなチャンスをもたらす” (CIMdata 2014 PLM Market & Industry Forum)


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2019.9.20:ダッソー・システムズ SIMULIA

 ダッソー・システムズ社のシミュレーション領域の最新動向やSIMULIAの新機能のご説明を受けました。

 社の戦略として、最先端手法のツールであること、すなわち高速、高精度、堅牢、次に協調設計ができること、すなわち3DEXPERIENCEプラットフォームのもとにファイルベースではない一元管理ができること、そしてさまざまな業界の経験を組み合わせ可能になるPOWERBYなどをあげていました。

 ビジネスにおけるシミュレーションの活用ということでは、最新の製品展開の多くがコネクテッドや電動化など新しい技術であり、従来のものが役立たず、結果的にその支援にシミュレーションが必須となっている言うことです。具体的には自動車業界の規制強化や5Gのコネクテビティをあげていました。

 例えば、バス一台の大規模なシミュレーションなど、電磁波、メカニカル、軽量化、多数のセンサーなどもろもろ複雑性を考慮したもので、設計トレードオフを考慮したものをサポートするものです。これには高速性など重要なファクターをなります。

 自動車業界、ここ数年での課題がWLTP (Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure、日本では「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法」) 対応に向けて、特に空力特性について注目されてるようです。それは従来の方法と異なる数字が求められるようで、それには風洞実験が必要ですがオペレーションコスト (設備や設変含めての実験そのもの) が高価であり、より効率的で精度の高いシミュレーションにシフトする傾向にあるためです。

 上記のような状況で、ダッソー・システムズでは様々なデジタル認証に向けたソリューションを提供しているとのことでした。

 一般公道向けでないレーシング業界では、実車あるいはかなり大きなモデルでの風洞実験はすでに過去のものとなっています。空力のソフトウエア・シミュレーションの発達のお陰です。その先行的結果を経て、一般公道向けの車両にも実用的な空力シミュレーションが現実になってきたのかと感ずるものです。


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2019.9.4:ベトナム初の自動車OEM - デジタル技術&新ビジネスモデル

20190904 Siemens NYC

 今年も縁あって、業界大手シーメンス (Siemens Digital Industry Software) 社主催のメディア&アナリスト年次会議に出席、今回は米国ニューヨーク州ブルックリンで開催されました。

 例年の様に社の最新状況&今後の戦略の紹介がメインです。世界からおよそ100人ほどの関係者の一員として出席しました。

 今回の個人的に大いなる興味をもったのは、ベトナム初となるVINFAST社についてのプレゼンでした。ベトナム最大規模のVingroupは不動産、ホテル、ゴルフ場を始めとするスーパーや小売り店を展開、そしてまだ手をつけてない製造業への参入へと、それがベトナム国民のためのベトナム企業による自動車製造業への展開でした。

 この展開方法 (ビジネスプロセス) が従来の方法とまったく異なるものでした。アイディエーションから続くプロセス全てがデジタル技術です。そして2017年に始まったユニークなものはデザインのコンペが行われたことでpininfarina社が選択されました。自社デザインに始まりプロトタイプ製造に至るプロセス (設計&生産) はBMW社との契約 (技術ライセンス) で進められ、およそ1年後の2018年秋のバリショーに於いてセダンとSUVが東南アジア初のOEMとしてデビューしました。これは異例とも言える短期間です。

 2018年末には工場 (プレス/ボデー/エンジン/塗装&組立) も完成5000人規模の従業員を配し、ベトナム国民向けのクルマが発進したようです。

 ここで感じたことがかつての日本が60数年前に欧州からの自動車の技術導入が国策として始まった訳です。CKD方式での技術習得の積重ねが今日の日本の自動車産業へと長い時間をかけて発展しました。しかし、このVINFAST社の例はおよそ2年と言う短期間で自社ブランドのクルマが出来上がったのです。

 重要なことはVINFAST社にクルマづくりのすべてがシーメンス社を含む多くのドイツ企業の努力 (及び技術) で成り立っていることです。そして背景にデジタルベースのモノづくりであることです。今回発表のセダン&SUVモデルはBMW社の1世代古いモデルをベースにしたものと分析しますが、アジアの新興市場のみならず世界の新興市場に大きな影響を与えるスピード感あるビジネスモデルと考えます。

ご参考:2019.9.24:“Where Today Meets Tomorrow” - The 2019 Siemens Digital Industries Software Media & Analyst Conference (CIMdata Commentary、日本語抄訳)


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2019.7.10:SIEMENS - Realize LIVE JAPAN

20190710 Siemens

 毎年、参加させていただいている二日間のイベントです。今年は諸般の事情で残念ながら出席ままならず、しかし1日目の午後のメディア向けセッションの一部に席を置くことができました。

 社 (Siemens DIgital Industries Software - DISW) のGlobal Sales & Customer Success、ボブ・ジョーンズさんのAccelerate Your Digital Future (デジタルの未来を加速する) では、昨今の複雑化する製品、そしてデジタルツインを実現する複雑さのメッセージがありました。これは現時点ではまったく否定するものではありません。そのための「Connected Digital Enterprise (つながるデジタルエンタープライズ) 』をまずあげ、Connected Engineering (つながるエンジニアリング) 、Connected Enterprise Data (つながるエンタープライズデータ) 、Connected Assets (つながるアセット:資産) と具体的なソリョーションやクラウド含めて強調されました。

 現在、業界はまさにつながる、それも関連企業 (所謂、サプライチェーン) 、さらに顧客含めてシームレスにつながることがデジタリゼーションにとっての要となっています。おそらく製品のみならずつながることについての複雑さの課題も多く、この先、かなりの時間が議論の中心、またサービスプロバイダーの技術力がキーとなります。それも従来のようなポイントソリューションではまったく不十分であり、真のデジタリジェーションの将来に向けてのホリステックなアプローチ&戦略をもつ必要があります。それは一番重要な顧客サイドにも強く求められることです。

 その意味でAccelerate Your Digital Futureにプレゼンには多くの意味、すなわち示唆があったと感じております。社のアプローチに引き続き期待するものです。 


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Blog_2018


2018.12.14:@PTC、Frustrum買収について

20181214 PTC Frustrum

 「フラスタム買収& Creo Simulation Live」のメディア向けの説明会の案内をいただきました。個人的に興味のあったFrustum社の買収についてフォーカスしました。

 米PTC CTO CAD/PLMおよびPTCジャパン WW CAD Business Dev. 各氏からの説明並びにQ&Aとなりました。

 社の概念である設計プロセス:生成 (GENERATE) 、反復 (ITERATE) 、そして検証 (VALIDATE) 、この生成プロセスの強化がFrustumのテクノロジーです。

 Frustumの最新テクノロジーであるAI駆動によるジェネレーティブはエンジニアリングに変革を起こそうとするものです。これはより例えば、今回解説があった鍛造用、鋳造用、アディティブマニュファクチャリングへの製造を確かなものに、さらに複雑な構造体で各部位が異なる材料 (スチール、アルミ、チタン、カーボン) に最適に対応するものです。

 これらはある意味で業界の現行トレンドであります。2019年のCreoのリリースに順次組み込まれて行くことは歓迎するものです。

 Frustum設立のオーナーの最近のインタビューでは、ソフトを売ることが目的でない、目標はデザインの方法を変えるのだと、これは理解できるものです。それがジェネレーティブデザインであり、さらにAI駆動です。最大の課題は設計者 (企業含む) がどれだけ考え方を変えるかにかかっていると考えます。そのために今回買収発表の結果が市場に登場する際にはテクノロジープロバイダ側 (すなわち、ここではPTC) と市場の顧客並びに支援するサービスプロバイダのみなさんがより協力して正常進化である新しいCADの時代に向かうことを願うものです。

参考:2018.11.21:PTC Acquires Frustum (CIMdata Highlight)


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2018.12.7:@ENOVIA User Group Meeting 2018

20181207 ENOVIA UGM 2018

 毎年恒例年末のダッソー・システムズのPLM製品のENOVIA User Group Meeting 2018iイベントです。毎年、聴講させていただいております。

 ENOVIA製品の最新版 R2019xについて、WW ENOVIA  3DEXPERIENCE Customer Success  Senior Technical Sales Directorからありました。ポイントは (順不同) :

  • 持続可能なイノベーションに向けて、モデル化、シミュレーション、そして実行、そしてシームレスはコラボレーションを実解する。
  • 3D experience プラットフォーム&サービスは、単一にデータモデルの基に、そして新リリースで新たなサービスを追加l
  • グーグルライクな3Dサーチ履歴&サジェスチョンの提供
  • 新たなインテリジェント製品コンフィグレーション&インテリジェントビジネスモデリングとプラン
  • POWER'BY戦略でのモデルベースエンジニアリング
    • CADデータをシミュレーションに
    • ユニファイドストラクチャー、他社のCAD (NX, creo、AutoCADなど) や設計&エンジニアリングのマルチビュー
  • ソフトウェアエンジニアリングを含む一つの仮想製品エンジニアリング
  • 製品全体の流れ(Context) をもって のソフトウェアの管理、トレーサビリティ&可視化
  • 課題管理 (issues management) を容易にする新たなウィジェット
  • 変更管理、依存関係 (change dependency) 、機能横断を調整&トラッキング
  • 3rd Party アプリケーションのインテグレーションのためのOSLCサポートプラン

 などなど、実に盛り沢山の内容でありました。

 また、この日は海外のPOWER'BYのユーザー事例が特集されました。その他、国内ユーザーの事例発表もありました。

 今年は例年あったSmarTeamからの移行については話題はありませんでした。

参考:2018.10.23:Are You 3DEXPERIENCEd? (Commentary)


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2018.12.4:@アジレント・テクノロジー、ISO17025

 アジレント・テクノロジー、化学分析機器、電気・電子計測機器の開発/製造/販売/サポート (1999年にHPより分離独立) によるISO/IEC 17025、試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項の国際標準規格の改訂 (2015 -> 2017) に伴いその内容と同社の支援ソフトウエア:Agolent OpenLab製品&サービスにメディア向けの説明会です。

 この規格に要求されることは、公正性、機密保持、リソース、契約書からデータの管理である、文書管理を含めマネージメントシステムと実に広範です。

 今回の改訂のポイント、紙中心の管理から電子データがベースになったことです。このこと以外は基本的に同じであるものの、この規格の理解のために簡素化をし、曖昧さを無くしたことだそうです。

 計測器メーカーでもある社は、この規格を運用する上で特に「データインテグリティ」を強調していました。それらは:

  • 帰属性:誰が何をおこなったか確認できること
  • 判読性:ファイルを読める状態にすること
  • 同時性:測定と同時にデータが記録されていること
  • 原本性:データが生成された時と同じファーマット残っていること
  • 正確性:生データと分析結果が確かに存在すること
  • 完結性:データには全てが含まれていること
  • 一貫性:一連の作業を1つのシステムで行うこと
  • 永続性:記録の保存と保護を確実に行えるメディアを使用すること
  • 有用性:必要な時に記録にアクセスできること

 所謂、「ALCOA+の原則」だそうです。

 以上もろもろ、社のAgolent OpenLab製品によりデータ管理活用例が紹介されました。

 ここのところ、多くのデータ改ざんなど日本国内の大きな不祥事が続いております。事象を必ず記録する、しかも電子データ、すなわちデジタル化は急務です。しかし問題はデジタルになろうと人間系が問題であります。これについてはその場でも議論になりました。

 いずれにせよ、この種のソリューションはよりコトの複雑さが増大かつタイムリーが要求される中では不可欠であり、エンドユーザーがサービスプロバイーと共に競争優位を得るために急務と考えます。


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2018.11.30:@国際航空宇宙展 2018 東京

 国航空宇宙展 東京2018、東京ビッグサイトでの開催、まず、印象的だったのはGE Hondanoターボファンエンジン、HF-120の実物が展示されてしました。

 今年に10月1日は日本の国土交通省の型式認定も承認されたとのことです。そのコンパクトさに感動しました。乾燥重量は211kg以下、全長:1,511mm、全幅:655mm、全高:775mmと記されていました。これらのスペックはWikiでチェックするともっと小ぶりです。その違いは不明です。いずれにしろ力持ちの大人数人で持ち上がる程度です。

 さてこの日は国際会議場での商用航空機セッションのボーイング社の「創立100年の後に考える未来の空の旅」、エアバス社の「日本における現在のエアバスとイノベーションへの道」、そして最新のMHI社の「航空機製造セッションのM-PAL, MHI 777X製造ラインに採用された先進的な航空機製造手法」、KHI社の「川崎重工における航空機生産技術」について拝聴しました。

 「ボーイングが創立100年の後に考える未来の空の旅」では、社を中心に航空機業界の現状と将来を動向含めて解説、そしてテクノロジー面でスカイグリッド、認証や実装にAiの活用、デジタルモデリングやラピッドプロタタイピング、現実に実験が行われているデザインから3ヶ月で飛ぶのビデオプレゼン、現行スタディ中のスーパー&ハイパーソニックや都市内カーゴ向けの電動&ハイブリッドまで語られ、商用航空機のオンデマンドトランスポーテション、そして自制代のイノベーションを目指していることで締めくくりました。

 一方、「日本における現在のエアバスとイノベーションへの道」では、日本ビジネスの現況の中で2020年に30%を、そして長期的に50%のシェアを目指してるようです。日本との共同研究プログラムには組立ロボット、電動化、そしてCFRPの長期劣化対策など進めているとのことです。特に社のイノベーション活動&投資について多く時間をさかれ、今年2月に初飛行した完全自立型/電動一人乗りVTOL Vahana、来年初飛行予定の複数人乗車のCityAirbus、イタルデザインとのクルマにもなるPOPUP、そしてF-FANシリーズ、2015人に二人乗り電動でドーバー海峡横断に成功、2020年にはロールスロイス&シーメンスと共同で70人乗りを目指していると盛り沢山の内容でした。そして航空業界のビッグデータ活用、スカイワイズをもって締めくくりました。

 航空機製造セッションのM-PAL, MHI 777X製造ラインに採用された先進的な航空機製造手法」でははBoeing 777Xについてボデイパネルの一環製造ライン、アナリティクスとIIoTでのラインモニタリングの紹介、コア技術として ロボティクス、センシング、AI&IIoT、総合サプライチェーンについて述べられました。

 一方、川崎重工における航空機生産技術」では、戦前の飛燕から始まり、MHI同様に777Xの金属構造胴体についてCFRPとの違い、そして今後注力すべき技術として、課題としてコスト&労働力不足をあげ、変革の必要性、自動化の推進、モデルベース開発、人財スキルの転換&分析などを示し、スマートファクトリーやリアルタイムマネージメントなど、まずはデータが重要であることを述べられました。


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2018.11.28:@国際航空宇宙展 2018 東京

 国航空宇宙展 東京2018、東京ビッグサイトで開催されました。本来の開催は2020年ですが東京オリンピックでその年は開催できないので2年前倒しで小降りにして開催したようです。よって2年前のように展示会場のブースでの実機展示などはなくちょっと寂しいなと感じました。

 国際会議場での基調講演は経済産業省/防衛装備庁/内閣府など国内官の取組&プログラムの紹介、国際協力として日米はThe Aerospace Industries Association、日仏はFrench Aerospace Industries Assosiation (GIFAS)、日印協力/Society of Indian Aerospace Technologies and Industries (SIATI) など各国と日本の関係について興味深く拝聴しました。

 グローバルな航空業界各社&日本国内関連業界の様々なサプライヤ企業各社の動向・進展を感じ取るには絶好な機会であります。PLM業界からダッソー・システムズが出展されて一通りの展示シナリオをレクチャーいただきました。

 この日は展示ホール、ボーイング社のブースでは、”ボーイング787 ドリームライナー (Boeing 787 Dreamliner)” のフライトシミュレータがありました。

 全く個人的な興味ではありますがこれはぜひやるべきとすぐに予約カードをもらいもした。昔、何度も訪問したシアトルのボーインフフィールド (King County International Airport) に着陸するプログラムのようです。最初の方はなかなか着陸できず (クラッシュランディング) 見学者を大いに沸かせました。次の外人の方はどうも慣れてるようで正にビューティフルランデングでした。

 そして自分です。緊張!米人の教官 (?) が操作を色々、もっと引けとかもっと押せと助けてくれます。フラフラとランナウィイへと、そして降りられそうで降りれない、しかしランナウィイに何とかカウンターでハードランディング、シートがガタガタを振動しました。機体に損傷はなかったようです (?)。一応、無事成功!終了記念に教官から787のピンバッジをいただきました。粋な計らいに感謝です。





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2018.11.13:@PTC Forum Japan 2018

20181113 PTC Forum JP 2018

 グローバルに開催されているPTC社のユーザー向けのフォーラムの日本版です。

 今年のタイトルは、”INDUSTRIAL INNOVATION AT THE NEW FRONTIER” 、副題として “加速する産業イノベーションの最前線: です。

 午前はPTC社ならびに大手ユーザー代表による基調講演、午後は分科会はPTC社から製品動向の紹介&レクチャ、サービスロバイダ各社の取組の紹介、そして顧客の事例発表、合計34セッションと盛りだくさんです。

 以下は、上記セッションと並行して行われたメディア (および業界アナリスト) 向けのセッションからです。本社から製品担当EVP、AR担当EVP&GM、PLMセグメントVP&GM、Creo製品マネジメント担当VP、スマートコネクテッド製品担当VP、製造戦略ソリューション担当VP、そして日本側からAP総括責任者とオールラウンドのメンバーでQ&Aを中心に長時間質問に対応いただきました。

 その中で興味あるポイントは:

 現在は従来型のビジネスであるPLM (CAD/PDM) 主体の収益の内容について、長期的にみれば2023年 (5年計画?) では、およお半分はIoT (AR含む) 関連と社は予測しています。その背景としては従来製品&サービスのPLM伸びは7~8%/年で安定的に推移する。一方、新しい領域であるIoT関連領域は一般予測で30~40%/年で推移し、新たな機会創出が期待できることです。正しいことを正しく進めれば収益が倍増するというものです。

 国内ビジネスに向けると、IoT/AR関連はグローバルに若干の遅れがあるようです。しかし、全体的なビジネスでは社のFY18はPLMを中心に好調で全体としてFY17をリカバーし大きく伸ばしたとのことです。

 このメディア (および業界アナリスト) 向けセッションでの社に感じたことは次の三点です:

  • Pain Needs - 顧客のビジネス上の痛みを分かち合い、そのニーズに応える。
  • Innovation Needs - 顧客は競争優位に立つためにイノベーションが必要である。そのニーズを支援する。
  • Integration Needs - もはy一つのソリューション&アプリケーションでは解決できない。それらのインテグレーションを支援する。

 上記に集約3点は、社のメッセージと感じた次第で、ユーザー企業だけではコトは解決しないことは明確であります。


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2018.11.9:@オートモーティブデジタルプロセスセミナー2018

20181109 DIPRO SEMINAR

 毎年、楽しみにしているデジタルプロセス株式会社の恒例イベントです。

 何時も現場の課題・問題にタイムリーにフォーカスし、地道な取組に感銘を受けています。特に既に長期にシリーズ化した感のある日本を代表する自動車OEMのIT担当者を中心にしたパネルディスカッションが楽しみです。

 今年のテーマは、”自動車開発のデジタル化、一気通貫プロセスへの飛躍 第二弾”、副題として “デジタルものづくりの夢と現実” とありました。

 第二弾とあるように昨年の続きとのこと、中心ははやはり部品表とCAD情報&PDMであり、それに最近のIoTやデジタルツインなどの避けられない動向・テーマを如何に取込むかの各社の意見が現実的な取組を中心に議論がありました。

 最終的にお聞きして感じたことを3点にすると以下の通りです:

  • Excel使用は止められない、それをRPA によるオペレーションの自動化!
  • PLM関連製品 (ソフトウェア) の品質、少なくとも自動車会社のSOP並みに!
  • バージョンアップがますます複雑 (複数のアプリ&ソフトウェアが相互依存をもって動作) 、投資も膨大に!削減努力&手法を!

 何時も地べたを這いつくばるようなエンジニアリングITの現場の本音が表に出る場であります。また、ここ何年かはパネルの最後にあった会場からQ$Aや提案意見などが省略されているのがちょっと寂しい気もしますが、ある意味でパネルのみなさんの発言が会場のエンドユーザーに共感を得ているのかとも考えます。


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2018.8.31:Bugatti Chiron - AM @Siemens Analyst Conference


 今年も縁あって、業界大手メーカー、シーメンス社主催の年次会議 (業界アナリスト向け) に集積しました (米国ボストン)。

20180831 Gugatti Chiron AM 当該企業の最新状況&今後の戦略の紹介がメインです。世界からおよそ200人ほどの関係者の一員として出席しました。

 個人的な興味として3Dプリンター、正確にはアディティブマニュファクチャリング (AM = Additive manufacturing、積層) 、今年はBugatti Chironの可変角度のリヤウイングへの応用が展示されました。

 Bugatti Chiron自体はまだ未完の大器のようで、最高性能 (設計上の最高速など) を満たすためのタイヤもこれからとか、そのために可変角度のリヤウイングが肝のようで、加速、コーナリング、ブレーキングなどで適切に角度が変化する油圧制御のリヤウングが開発され、そのための自動制御ソフトも高度になっているようです。

 今回の開発のイノベーションの目玉はそのメカ部分に従来の削る (サブトラクティブ) やプレスするなどから積層のジャネレーティブデザインをベースとした最適形状と重量軽減のアディティブマニュファクチャリングによるものです。

 画像にように極限まで削ぎ落とした形状でチタン材で強度は増しても重量は50%程度になるそうです。何十年前のBugattiも技術上のイノベーションの塊であり、そのスピリットは今日では継続されてるようです。

 本カンファレンスに関する参考記事:2018 Siemens PLM Software インダストリーアナリストカンファレンス “Innovation without Boundaries (境界なきイノベーション) ” (CIMdata論評)


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