2018.11.2:SAP(R) Leonardoの最新の機械学習機能およびアナリティクスの 機能アップデートを発表


(本リリースは、10月23日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です) 

SAP SE(NYSE:SAP)は、SAP(R) Conversational AIサービスをアップグレードし、SAP(R) Leonardo Machine Learning機能を拡張したことを発表しました。これにより企業は、ますます高機能化するチャットボットを簡単に構築できるようになります。また、同社のポートフォリオ全体で反復プロセスの自動化を促進するため、インテリジェントロボティックプロセスオートメーション(RPA)に投資することについても発表しました。さらにSAPは、 SAP(R) Analytics Cloudソリューションにおいてスマートアプリケーション設計機能をリリースする計画です。ビジネスコンテンツライブラリーにはすでに新しいパートナーコンテンツが追加されています。 

SAP最高イノベーション責任者のユルゲン・ミュラー(Juergen Mueller)は次のように述べています。「インテリジェントなロボティックプロセスオートメーションによって、弊社のお客様は、インテリジェントエンタープライズになるために必要な高レベルの自動化を達成できます。ここで機械学習は、例外を管理する頭脳の役割を果たし、RPAボットが的確なプロセスを実行するように導きます。SAP Conversational AIに対応するエンタープライズグレードサービスの提供をもって、弊社は、以前に発表された業種別のパッケージ化ボットからさらに一歩前進したのです。今回の拡張で、お客様は、チャットボットを使って自社のカスタマーサポートを自動化できるようになりました。お客様にインテリジェンスをお届けする中で次の大きなマイルストーンは、こうしたアップデートと新しいスマートアナリティクス機能を統合することです」 

MLとインテリジェント基盤との統合を促進 

SAP Leonardo Machine Learningが提供するインテリジェントなソリューションによって、開発者は自分の必要に応じて機械学習(ML)を利用し、設計し、その規模を拡張することができます。 

SAP Conversational AIは、エンタープライズグレードサービスの提供開始に、高速かつ高性能なボット構築サービスになります。これで企業は、生産性を短期間で劇的に向上させる強力なカスタマーサポートボットを配備できるようになりました。10月末に提供されるリリースでは、5つの新機能の導入が柱になっています。詳しくは、 こちらをご覧ください。 

加えて、SAPは、データサイエンティストが独自のカスタムMLモデルをトレーニングするための 機械学習機能、および今後新たにリリースされるMLサービスへの投資を続行します。これは、SAPの製品/サービス全体で統一されたMLエクスペリエンスを提供するため、主要なオープンソースML技術を利用しながら単一のソリューションの構築を目指す、というSAPの戦略の一環です。このソリューションの 目的は、大規模な本稼動環境へのMLモデルのデプロイのシンプル化を支援し、機械学習のライフサイクルと企業環境への統合を管理するIT部門の負担を軽減することです。次の5つの新しいMLサービスの導入が、本年中に計画されています。 

  • 情景文字認識は、任意のイメージコンテンツやシーンからテキスト情報を抽出します。さまざまな色、サイズ、スタイルで表現されている製品名やブランド名を読み取ることができます。 
  • カスタマイズ可能な画像分類は、ピクセル単位の分類を実行できるトレーニング可能なサービスで、画像内のオブジェクトやその形状を検出したり認識したりできます。たとえば、小売店で使用されるビンや缶などのパッケージや、アパレルなどのファッション関係のアイテムを検出できます。
  • カスタマイズ可能なテキスト特徴抽出は、テキスト中に現れる微細なパターンを検出して類似の文書を照合できる、トレーニング可能なサービスです。 
  • Google Cloud text-to-speechは、テキストを音声に変換して、対話型アプリケーションを実現します。 
  • Google Cloud speech-to-textは、DeepMind社のWaveNet技術を利用し、音声をテキストに変換して、対話型アプリケーションを実現します。 

2018年11月から、 SAPとGoogle社とのパートナーシップの一環として、SAPの機械学習サービスがGoogle Cloud Platform(GCP)上で利用可能になるため、GCPとSAP Cloud Platformを組み合わせて、インテリジェントエンタープライズ向けのアプリケーションを構築できるようになります。SAPとGoogle社は引き続き協力し、SAP(R) Cloud Platform向けの追加サービスを提供していきます。

SAPは、コスト高になる手動の反復作業を減らしてビジネス効率を高めるため、MLポートフォリオを拡張し、インテリジェントロボティックプロセスオートメーションを導入します。これにより、ロボティックプロセスオートメーション、機械学習、およびSAP Conversational AIが、1つのエンドツーエンド自動化スタックにまとめられることになります。皮切りとなるのは、SAP S/4HANA(R)向けのロボットインフラストラクチャーで、複数のステップおよびアプリケーションからなるワークフローを自動的にクリックして操作し、同時に例外を学習および処理します。2019年前半に提供の予定です。 

スマートな機能をアナリティクスアプリケーションの基盤にSAPの目標は、 SAP Analytics Cloudのビジネスユーザー向けの最新機械学習イノベーションを基盤にして、開発者と専門のデザイナーが、高度なビジネスニーズに適合する先進の高機能群を統合したアナリティクスアプリケーションを構築できるようにすることです。2018年の第4四半期に提供の予定です。 

SAP Analytics Cloudのアプリケーション設計機能は、専用の開発環境で利用することにより、高度なスクリプティング、アナリティクスコンテンツの標準化、およびソフトウェア開発キットとアプリケーションプログラミングインターフェース経由のアナリティクス機能の拡張を実現します。ガイド付きのアナリティクスを使用するダッシュボードから、機械学習を使用する高度な計画やスマートアプリケーションまで、集中管理できる専門的なアナリティクスコンテンツの設計が計画されています。加えて、SAP Analytics Cloudのビジネスコンテンツライブラリーで新しいパートナーコンテンツが提供されています。

SAP Analytics CloudのSAP S/4HANA向けベストプラクティスビジネスコンテンツ SAP Analytics Cloudのベストプラクティスビジネスコンテンツによって、企業の報告ダッシュボードにさらに包括的なインサイトが埋め込まれます。このビジネスコンテンツライブラリーは、SAP S/4HANAなど多くのSAP製品に適合するように設計された、特定の業種および業務向けのエンドツーエンドシナリオを幅広くパッケージ化したものです。新しいパートナーコンテンツには、SAP Digital Boardroomの事前定義されたストーリー、ダッシュボード、アジェンダや、SAP S/4HANA向けに設計およびきめ細かく調整されたデータモデルが含まれており、個々のアナリティクスビジネスシナリオの基盤をすばやく用意できます。たとえば、SAP S/4HANA Cloudのお客様は、財務、HR給与計画、プロジェク要員計画用の厳選された計画パッケージをご利用いただけるようになりました。 

以上 

SAPについて 
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国およそ413,000社の顧客企業に利用されています。
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