2026.7.6:SAPジャパン、SAP(R) Business AI Platformを活用したハッカソンの最優秀賞を発表 ― 54社・70チーム・422名が参加、SAP Business AI Platformを活用した業務革新アイデアが集結 ―

厳正な審査の結果、ビジネスインパクト、イノベーション性、ユーザビリティ、技術的完成度、市場展開性などの観点から総合的に評価し、最優秀賞チームを選出しました。

<SAP BTP Hackathon 2026 最優秀賞>
受賞企業:TISI株式会社
チーム名:TISInnovators
アプリケーション名: Joule自律的企業ナビゲーター~Joule Autonomous Enterprise Navigator~
本ソリューションは、Jouleを経営判断のAI相棒として活用し、企業の意思決定を継続的に支援するものです。SAP(R) Business Data Cloud(以下、SAP BDC)に統合した社内ERPデータと外部市況情報をもとに、経営指標の変化を常時捉え、必要に応じて要因分析、将来シナリオ、対応案を提示します。事業責任者の承認後には関連ワークフローにつなげることで、判断から実行までの流れの迅速化を支援します。

授賞理由:
本ソリューションは、月次会議を前提とした従来型の経営判断を、データに基づく継続的な監視と即時対応のプロセスへ転換する提案として、企業経営におけるAI活用の具体的な可能性を示した点が評価されました。

技術面では、Joule Studio、SAP(R) AI Core、SAP(R) Build Process Automation、SAP(R) Cloud Application Programming Model(CAP)、SAP BDC、SAP HANA(R) Cloud knowledge graph engineの機能を、実務ユースケースに即して組み合わせて活用している点が優れていました。加えて、複数のAIペルソナによる独立した検証プロセスを設けることで、意思決定の偏りを抑え、判断の妥当性を高める設計となっている点も評価されました。

また、経営指標悪化への初動リードタイムを最大5営業日から15分へ短縮するという具体的な想定効果が示されている点に加え、SAP BDCの接続先を変更することで、業種やKPIを問わず他領域へ展開できる汎用性も備えています。これらの点を総合的に評価し、最優秀賞に選出されました。

本ハッカソンで創出された優れたソリューションは、今後、SAPのイベントや各種コンテンツを通じて紹介していく予定です。また、受賞チームへのインタビューなどを行い、具体的なユースケースの展開やノウハウ共有も進めていきます。

SAPジャパンは今後もSAP Business AI Platformを通じて、パートナーおよびユーザー企業と共に、日本企業のデジタル変革とイノベーション創出を支援していきます。