シーメンス DISW トニー・ヘミルガン (プレジデント兼CEO) さんより、製造業におけるAIおよびメタバース活用の進展や、最新の業界トレンドを踏まえたシーメンスの戦略的な取り組み、 ロバート・ジョーンズ (グローバル・セールス&カスタマー・サクセス担当エグゼクティブ・バイスプレジデント) さんより、今後の販売戦略および最新の国内外の戦略的パートナーシップ事例について説明いただきました。

 昨今の業界トレンドとして、グローバル対応、CAE活用、AI活用、小規模企業&スタートアップ支援など複雑化する情報を管理するためにエンタープライズBOMのお話しがありました。設計/製造のエンジニアリングBOMにとどまらずライフサイクル全体で変更管理を含む情報を有効活用かつ高速&自動処理するためのAIを含むTeamcenterの優位性について紹介されました。

 最新事例、Comprehensive digital twinの応用としてBYD、Volvo、Gulfstream、BOMOARDIER Adaptive operationsとしてVUHL、Tremonia mobility各社に加えて、日本国内の最近の導入例外として、電気モーター開発のイノベーション推進にTeamcenter Xを採用したニデック株式会社と半導体のライフサイクル管理にTeamcenterを採用したRapidus株式会社が紹介されました (下記、プレスリリース参照) 。またTeamcenter Xの進展状況について説明があり、欧米を中心に確実に進展してようです。ただ、Saas&Cloudについて他社同様にアジア&日本の状況は遅く4〜5年のレンジで普及を考えているようです。

参考&参照サイト