SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、ENEOS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敦治、以下 ENEOS)が同社の基幹システム「CoMPASS」において「SAP S/4HANA(R) Cloud」(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」(ライズ・ウィズ・エスエーピー)を採用し、2025年1月に本稼働したことを発表しました。

ENEOSは基幹システムにてSAP S/4HANA(R)を利用していましたが、2024年1月にRISE with SAPへの移行プロジェクトを開始。国内でも屈指の大規模プロジェクトの本稼働を予定通り、わずか1年で実現しました。

ENEOSでは、ENEOSデジタル戦略にて、「【ENEOS-DX Core】基盤事業の徹底的な最適化」「【ENEOS-DX Next】成長事業の創出と収益拡大」「【カーボンニュートラルに向けたDX】エネルギートランジション実現の加速」を具体的なテーマとし、その原動力たるデジタル人材育成、データ活用、ITガバナンス、共創機会の強化に取り組んでいます。

今回、SAP S/4HANAのバージョンアップおよび RISE with SAPへの移行を完了し、本稼働を開始したことにより、ENEOSデジタル戦略の実現に不可欠な基幹システムにおいて、RISE with SAPで提供されるJouleをはじめとするSAP(R) Business AIやSAP(R) Business Technology Platformで提供される最新技術を、事業戦略や業務改革の取り組みに対してタイムリーかつフレキシブルに活用できる環境が整いました。基幹システムを中心に遂行される業務の自動化・効率化やシステム運用管理のDXをより一層加速していきます。

ENEOS株式会社 IT戦略部長 田中 祐一 氏のコメント:当社の基幹システム「CoMPASS」は、レガシーシステムからの刷新の必要性に対応し2021年7月よりS/4HANAを利用していましたが、DXの基盤として本システムをより効果的に活用しながら変化に対応していくために、バージョンアップによる最新化をするとともに、RISE with SAPへ移行し、運用コストの削減も実現しました。Jouleをはじめとする最新のAI機能には大いに期待しており、今後もSAPジャパンとの緊密な協力のもと、「CoMPASS」を活用し、データ活用や業務最適化に積極的に取り組んでまいります。

SAPジャパン株式会社 代表取締役社長 鈴木 洋史のコメント:

ENEOS様におけるバージョンアップとRISE with SAP移行プロジェクトの成功をうれしく思います。SAPはAI領域に戦略的投資を継続し、2025年は、開発者向けとコンサルタント向けのJouleや、AIが自律的に判断するAI エージェント、それを支えるデータ基盤などAIソリューション群が展開されていく予定です。RISE with SAPのエンゲージメントモデルのもとでENEOS様の競争力向上に貢献できるよう、SAP社員一丸となって取り組んでまいります。

以上

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。
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