2024.7.16:参考 日銀短観:判断項目 業況 (良い – 悪い)
2023年6月末までの実績&予想ベースに、直近36ヶ月の業況を診る – 自動車、電気機械、はん用・生産用・業務用機械、および情報サービス
判断項目 業況(「良い」-「悪い」)自動車
- 自動車大手、予想に比べ実績伸びず、認証不正問題の影響か。
- その問題は、中小への実績にインパクトあり、ただし、改善傾向。
- 1〜2年前の半導体の影響も回復したと見るべきか。
- 日本の自動車産業のピラミッドでの一体の構造(サプライチェーン)を表している。
判断項目 業況(「良い」-「悪い」)電気機械
- 電気機械大手、実績、予測を下回る、目下下方傾向収束方向か。
- 自動車と異なる傾向の下方感、ウクライナ&ガザ紛争などにより景気懸念は影響か。
- 中堅、中小、長期の傾向は同じだは、その差に大きな違いがあったが最近は近似傾向に。
- この近似傾向、それぞれは独自市場を握っていると見てたがより深堀りする必要あり。
判断項目 業況(「良い」-「悪い」)はん用・生産用・業務用機械
- 大手、実績、予想ともにここ1年は下方に。いわゆる、需要が減ったということか。
- その点、中堅は大きく変わらず、ただ、今回、予想が上方に、実績ベースか。
- 中小は依然として、予想&実績ともに低迷、大手&中堅と市場の中身が異なるのだろう。
- ウクライナ&ガザ紛争などにより景気懸念は影響か。
判断項目 業況(「良い」-「悪い」)情報サービス (非製造業)
- 情報サービス、実績、予想をかなり高く上回り、長期的かつ連続的に上方に向かっている。
- 中堅&中小はほぼ同じラインで推移。大手はその上を行く!
- まさにデジタライゼーションの好影響がここにありの感か。
- 昨今のウクライナ&ガザ紛争に関連しての景気懸念はここには無いように見える。