2024.7.10:航空宇宙&防衛PLMアクション グループがSysML 2.0に関するAD PAG Insightのリリースを発表
The Aerospace & Defense PLM Action Group (AD PAG、航空宇宙&防衛PLMアクショングループ) は、まもなくリリースされる SysML 2.0 標準規格に関するメンバーの立場を示す新しいAD PAG Insightの発行を発表しました。
SysML 2.0 は、現在のシステムモデリング言語標準の待望の大幅な拡張であり、システムアーキテクチャ表現の大きな進歩を示したものであり、モデルベースシステムズエンジニアリング (MBSE) コラボレーションをサポートするものです。業界が便益を得るには、この新しい標準規格が、PLM プラットフォームのソリューションやシミュレーションおよび解析ソフトウェアツールなどのようなエンタープライズソフトウェアソリューションの中でサポートされている必要があります。
しかしながら、これらの便益を十分に実現するには、実装の優先順位に関する業界の合意が不可欠です。この合意がなければ、ソフトウェアプロバイダーはばらばらで互換性のない方法を追求し、SysML 2.0の採用と組込みが遅れたり、断片化したりする可能性があります。この懸念に対処するため、AD PAGは、まもなくリリースされるこの標準規格に関するメンバーの立場をまとめた声明 (statement) を起草するために、メンバー企業内のドメインエキスパートの特別チームを結成し、積極的な措置を講じました。
望ましい結果は、A&D業界がSysML 2.0実装の優先事項について統一された立場をとるよう促し、ソフトウェアプロバイダー コミュニティからAD PAGの立場を支持するという意義あるコミットメントを示すことです。
この標準規格についてさらに詳しく知りたい方は、https://www.cimdata.com/en/aerospace-and-defense/publications/mbse からこのAD PAG Insight をダウンロードしてください。
The Aerospace & Defense PLM Action Group (航空宇宙&防衛 PLM アクション グループ) について
CIMdataが取り纏めているAD PAGは、2014 年の設立以来、さまざまなPLM関連業界およびテクノロジー トピックスの優先事項に関するリサーチを後援し、共同でスタッフを配置してプロジェクトに取り組んできました。これらのトピックスには、モデルベース定義、マルチビューBOM、PLMテクノロジーの陳腐化管理、グローバルコラボレーション、モデルベース システムズエンジニアリング、またデジタルツイン/デジタルスレッドが含まれます。これらへの投入・投資の結果として、AD PAGは一連のdirection statements (方向性に関する声明) 、リサーチレポート、ポジションペーパー、そして最近では、AD PAG Insightsを発表しました。これらはすべて、Web サイト (http://www.ad-pag.com/) から無償でダウンロードできます。これらの資料を公開することは、PLMエコシステム内で積極的に関与し、メンバーにとって重要なPLM関連トピックスについて航空宇宙&防衛業界内で共通の方向性と立場を主張するというグループの使命と一致するものです。
AD PAGの詳細については、CIMdata (info@cimdata.com)までお問い合わせください。