世界的なPLM戦略マネージメントコンサルティングならびにリサーチ企業であるCIMdata社は、近日開催予定の無償ウェビナー「The Elevation and Expansion of Model-Based Systems Engineering – And What to Do About It. (モデルベース システムズエンジニアリングの向上と拡張 – そしてその対処法」を発表しました。ウェビナーは、2024年7月23日火曜日午前11時 (米国東部時間) から 1 時間開催されます。

モデルベースシステムズエンジニアリング (MBSE) イニシアチブへの投資は相当な額に上り、業界組織やソリューションプロバイダーによる投資レベルは今後3~5年で急速に上昇すると予測されています。効果的な投資には、現状の促進要因と障壁、将来の投資機会と推進要因に関するインサイトが必要です。これらの機会は、コラボレーションと相互運用性のための新しいテクノロジーと高度なプロトコルによって実現されます。推進要因には、政府機関の戦略とポリシー、競争圧力、また世界的な混乱などがあります。これらの機会の本質や潜在的な価値は何か、また、これらの推進要因がビジネスに与える影響は何があるのでしょうか。

INCOSEでは、MBSE を「概念設計フェーズから始まり、開発フェーズおよびその後のライフサイクル フェーズを通じて継続するシステム要件、設計、分析、検証、そして妥当性確認を行うアクティビティをサポートするためのモデリングに基づく適用」と定義しています。このような広大なランドスケープで、今日価値を提供するために何を実装したらよいのでしょうか?その価値のフットプリントはどのような方向に、どのようなペースで拡大すればよいのでしょうか?我々組織のジャーニーを描く際に成功を確実にするための重要な前提条件は何でしょうか?

このウェビナーでは、CIMdataがエンタープライズMBSEのソリューション戦略の主要要素を概説し、上述の問いを掘り下げて、視点と仮説を共有します。これらの問いと仮説を徹底的に調査およびテストするためにCIMdataが取り組んでいる重要なリサーチプロジェクトを紹介します。

このウェビナーは、参加者に以下のような点を支援します:

  • SEやMBSEのデジタルツインとデジタルスレッドへの依存性を含むSEとMBSEの基本概念を理解することで、システムズエンジニアリング (SE) とMBSEの理解を深める。
  • MBSEソリューション戦略の主要なドライバーとイネイブラーを学ぶことで、ドライバーやイネイブラーを理解し、成功するMBSEの原動力の理解に役立てる。
  • MBSEの投資パターンを理解し、現在および将来の投資パターンに関する有用な視点を深め、リソースをどこに割り当てるべきかに関する情報に基づいた決定を下すことができるようにする。
  • 既存のナレッジのギャップとMBSEの投資戦略を計画するためにまだ何が必要かを理解することで、MBSEの投資を効果的に計画するための「ノウハウ」を獲得する。

CIMdataのAerospace & Defense Practice Directorであり、このウェビナーの主催者である ジェームズ・ロシェ (James Roche) は、「システムズエンジニアリングは、1960年代に米国の宇宙計画で正式な分野として登場し、設計の最適化と検証のためのコンピュータモデルの適用は1970年代から1980年代にかけて始まりました。数十年にわたる着実な進歩を経て、私たちは、技術の進歩によって可能になり、多層的な競争上の必要性によって推進されたシステムズエンジニアリングと MBSEの世代的な進歩を目の当たりにしています。この急速に進化する価値環境に関するナレッジは、投資を成功させる鍵となります。」と述べています。

もう一人のウェビナーの参加者で、CIMdataのSimulation-Driven Systems Development Consulting Practiceの共同ディレクターであるドン・トール (Don Tolle) は、「MBSEで私たちが経験している変曲点は、今日の “スマート システム” やシステムズオブシステムズの複雑さにより、複数のエンジニアリングドメインにまたがるシステムの知的財産を定義&取得し、拡張エンタープライズ全体でのコラボレーティブな意思決定を可能にするMBSEソフトウェアのソリューション経由でのはるかに高度なデジタルモデルが必要になっていることです」と述べています。

このウェビナーの情報は、製品やプロセスの責任者を含め、組織のさまざまなレベルの人々に適切かつ有益です。具体的な役割としては、製品プログラムマネージャー、製品プログラムプランナー、システムズエンジニア、メカニカルエンジニア、電気/電子エンジニア、ソフトウェア/ハードウェアエンジニア、モデリングおよびシミュレーション エンジニア、製造エンジニア、サービスエンジニア、またデジタライゼーションに携わるすべての人が含まれます

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