2024.2.20:BMWグループ、ダッソー・システムズと提携し、自社の将来的な設計プラットフォームに、3DEXPERIENCEプラットフォームを採用
- 戦略的パートナーシップを通じて、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤にBMWグループの将来的な設計プラットフォームを開発
- 世界中の1万7千人のユーザーが、リアルタイムで統合型のデータを活用したバーチャルツイン上で作業することで、各モデルのバリアント構築が可能に
- 両社間の協力関係において、さらなる飛躍を目指すパートナーシップを締結
※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2024年2月1日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8, DSY.PA、以下ダッソー・システムズ)とBMW グループは本日、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とするBMW グループの将来的な設計プラットフォームの開発に向け、長期的な戦略パートナーシップを締結しました。これにより、複数のエンジニアリング部門に所属する約1万7千人の従業員が、あらゆる乗り物のアイディエーションから生産段階にいたるまでの開発プロセスをさらに向上するために3DEXPERIENCEプラットフォーム上で連携していきます。
先進テクノロジーを採用した持続可能なモビリティ・ソリューションの迅速な市場投入が差別化要因となる業界において、本パートナーシップは、3DEXPERIENCEプラットフォームの重要性を示しています。プラットフォーム上に構築されたバーチャルツイン・エクスペリエンスは、企業全体の連携を効率化し、スマートカーや自動運転車の設計における急激な複雑化に対応するデータ主導のアプローチを実現します。
BMWグループ研究開発部門 プロセス、デジタライゼーション、ガバナンス・アイデア・トゥ・オファー担当バイスプレジデントであるユリアン・ホーエンシュタイン氏は、次のように述べています。「デジタルな思考に基づき、統合されたデータを活用して円滑に作業をすることで、設計プロセスの最適化につながります。BMWグループでは、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用することで、このアプローチを支援し、当社の各プロセスにおける品質水準を高めていきます」
3DEXPERIENCEプラットフォームを採用することで、BMWグループ内のエンジニアリング部門では、各車型の種類に対応して構成されうる乗り物に関して、リアルタイムかつ統合型のデータを活用したバーチャルツイン上で作業することが可能になります。これにより、各設計チームでは、構成部品の再利用、車種構成の複雑化への対応、また、設計から製造へのサイクルタイム短縮が可能になります。さらにBMWグループは、既存のITソリューションからシームレスにデータを移行して、設計プラットフォームをモデリングやシミュレーションなどの他の分野でも活用することが可能になります。
数十年にわたり、両社は製造計画、部品設計、生産効率の向上を含む領域で技術革新を推進する知識とノウハウを蓄積してきました。本提携のもと、ダッソー・システムズとBMWグループの戦略的パートナーシップは、これまで構築してきた協力関係をさらに強化していきます。
ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイスプレジデントであるローレンス・モンタナリは、次のように述べています。「BMWグループとダッソー・システムズは、優れた製品を提供するべく、さらなる共創イノベーションを目指します。3DEXPERIENCE プラットフォームを活用することで、BMWグループは自社の設計開発プロセスを見直し、最適化された持続可能な体験をお客様に提供できるようになります」
(以上)
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ダッソー・システムズの自動車、輸送機械、モビリティ業界向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスについての詳細はこちら:
https://www.3ds.com/ja/industries/transportation-mobility
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
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BMW グループについて
BMW、MINI、ロールス・ロイス、BMW Motorrad の4つのブランドを擁する BMW グループは、自動車とオートバイクの世界有数のプレミアム・メーカーであり、金融サービスおよびモビリティ・サービスも提供しています。BMW グループは、世界30ヵ所以上の生産拠点で構成され、140ヵ国以上にグローバルな販売ネットワークを展開しています。BMW グループは2022年に全世界で約240万台の乗用車と20万2,000台以上のオートバイを販売しました。2021会計年度の税引前利益は、売上高1,112億ユーロに対して161億ユーロでした。2021年12月31日時点の BMW グループの従業員数は11万8,909人です。
BMW グループの成功は長期的な思考と責任ある行動に基づいています。BMWは早い段階から将来への道筋を定め、すべての製品のサプライチェーンから生産、および、それらの製品の使用段階まで、一貫した持続可能性の高い支援および効率的な資源管理を戦略的方針の中心に据えています。
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。