Aerospace & Defense PLM Action Group Holds Annual Planning Meeting in Montreal, Canada
大手航空宇宙および防衛企業11社の代表者は、最近、カナダのモントリオールで年次総会を開催し、A&D (航空宇宙&防衛) PLM Action Groupの作業チームの状況と調査結果について話し合い、グループの6年目の事業年度の優先順位を設定しました。今年の会議は、グループメンバーであるBombardierとPratt&Whitney Canadaによって共催されました。CIMdataによってアドミニされているA&D PLM Action Groupは、以下の目的を持つ業界固有のPLM支持団体 (PLM advocacy group) です:
- メンバーにとって重要であるPLM関連のトピックに関する航空宇宙&防衛産業の方向性を設定する
- 業界で共通なPLMプロセスとプラクティスを推進する
- PLMに関連する機能について共同の利害/利益/関心事への要件を明確し定義する
- PLMソリューションプロバイダに一丸となってコミュケーションする
- 業界やテクノロジの重点トピックスについて共同PLMリサーチのスポンサー
グループは現在、優先順位の高い業界ならびにテクノロジーに関する多様なトピックのコラボレーティブなリサーチを後援しています。それには、モデルベースの定義、マルチビューBOM、PLMテクノロジーの陳腐化管理、グローバルコラボレーション、モデルベースのシステムズエンジニアリングを含んでいます。これらの投資の結果として、グループは、そのウェブサイト www.ad-pag.com から無償ダウンロードできる一連の方向性声明文 (Directional Statement) およびポジションペーパー (position paper) を作成しました。
会議中、A&D PLM Action Groupの代表は、グローバルPLMエコシステムのさまざまなステークホルダーと協力するための計画を定義し、いくつかの主要PLMソリューションプロバイダーとコラボレーションして、グループの優先の産業およびテクノロジーのトピックの進展状況をレビューしました。
CIMdata A&D Practice DirectorのJames Roche氏は、次のように述べています。「2014年2月の創設以来、グループの使命はほとんど変わっていませんが、メンバーの目標は年々成熟し進化してきました。初年度は、共通の問題点 (common pain points) のリサーチに焦点が当てられました。2年目に、メンバーは仲間 (colleagues) としてソリューションプロバイダーを招待して、コンテンツの寄稿やプロジェクト作業成果物のレビューを始めました。この取り組み (engagement) は、デジタルスレッドやOEMのサプライチェーン内での知的財産の保護などの戦略的トピックについて討議するための年次合同セッションへと発展しました。3年目に、メンバーはマルチビューBOMのようなトピックに関する共同ワークショップを含み、プロジェクトチームの正会員として参加するために選ばれたTier 1サプライヤを招待しました。今年から、メンバーは、独立しているが相互に支援的なアジェンダを通じたPLMの問題点の改善 (remediation of PLM pain points) に関するOEMとサプライヤのコラボレーションを促進するために、Tier 1サプライヤのためのアソシエートメンバーシップでグループを開設しました。
2019.PLMエコシステムに積極的に参加し、共通の方向性と立場を提唱するというグループの使命と一致して、2019年5月29日&30日にワシントンDCで開催されたPLM Road Map 2019 & North America 2019 カンファレンスにおいてグループのプロジェクトのいくつかについて報告いたします。
詳細については、info @ cimdata.comにCIMdataまでお問い合わせください。(または、弊社まで)