「モノづくり」は何時、誰が創った言葉 (Teminology) なのか伺い知ることが難しいものです。しかし、多くの場面で引合に出され、使われています。それは何の為だろうか?我々の顧客への「商品」を創ることの総称なのだろうか?また、PLMとどのような関係を持てるのでしょうか?
とかく日本 (人) は仔細なものを得意を言われ勝ちですが歴史を見れば、必ずしもそうでないと考えます。今で言う、戦略としてのビジョン&戦略、そして戦術としてのプロジェクトマネージメント、コンフィグレーションマネージメント、トレーサビリティなどすべてを包含したモノづくりのノウハウ、さらにシステムズ・エンジニアリングやモジュラ・マネージメントがあったと信じております。
(江澤 智、2019.4.29 改)
姫路城 (兵庫県)
城を支える重要な基礎は様々な形状の石から構成されています。それは厳格な仕組を設定せず、大きなマイルストーンを設け、それを様々な人々がコラボレーティブに支えて行く、日本のプロセスを彷彿させるものです。
東大寺 (奈良県)
世界最大の木造建築と言われます。高さ50mを超えるこの木造建築を、天平の人達はどのように築いたのでしょう。おそらく、確かなる、戦略、設計&プロセスの技術があったに違いありません。それは職人の匠に対する高いレベルのマネージメントがあったと考えます。