もう何年も前ですが、SolidWorksの生みの親のJon Hirschtickさん、Dassault Systèmes社への売却後は2011年まで継続してExecutiveをされてました。そして新会社を起こし、結果的にSaaS環境でのOnShape社として大成功をしました。
OnShape社は、2019年、PTC社の業界No.1のSaaS企業になるという戦略に一翼を担うようになりました。今回は、日本版提供開始に伴うメディア向け説明会であります。
私的な感想では、OnShapeは以前からウオッチ、おそらく重厚長大な大規模企業ではなく、スタートアップやある規模のデザインするエンジニアの環境では基本的な機能 (画像を参照) が手頃に且つそれが手元にすべてあるというようなものと感じます。
これは何となくGoogleDocのような感じで、クリエーションをし、それをコラボして、修正もできる、そしてドキュメントの管理もできると、3D CADの世界もここまで来たのかと、でもそれはおそらく正常進化であり、当然の帰結なんでしょう。製品デザインが “何時でも、何処でも、そして誰とでも” がますますカジュアルな日常で可能になってきました。
Jon Hirschtickさんの先見性と突き進むスピリットには感銘を受けるものです。またPTC社のJim Hepplemanさんの決断、これはもう一つPLM SaaSの先のArena社の買収もしかり、これら正に売る側、買う側、win-winのアメリカンドリームを感じるものです。
(本イベントはWeb会議で実施されました)
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