- インドの大手ステンレス鋼メーカー、ジンダル・ステンレスが、DELMIAアプリケーションを活用したダッソー・システムズのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス「Operations Planning and Scheduling Excellence」を導入
- ジンダル・ステンレスはリードタイムを10％～15％、在庫レベルを8％～10％減少させることを目指す
- バーチャルツイン・エクスペリエンスは、プロセスの最適化とカーボンフットプリントの最小化を目指す企業の持続可能なステンレス鋼の生産をサポート
※本リリースは、仏ヴェリジー＝ヴィラクブレーにて現地時間2023年6月15日に発表したリリースの日本語参考訳です。
ダッソー・システムズ（Euronext Paris：FR0014003TT8、DSY.PA）は本日、インドの大手ステンレス鋼メーカーであるジンダル・ステンレス（Jindal Stainless Ltd.）が、生産計画、スケジューリング、実行プロセスを強化し、顧客の需要に一段と応えるべく、ダッソー・システムズのソリューションを導入することを発表しました。
先頃、2つの施設における生産能力を拡大し、鋼材の年間生産能力を290万トンに倍増させたジンダル・ステンレスは、完全に自動化された統合的なアプローチを採用することで、生産とオペレーションの全工程をシームレスに管理することができます。
ステンレス鋼の製造は複雑であり、受注生産です。顧客の要望を満たす信頼性の高いパフォーマンスを実現するには、高い品質基準を維持しながら、立案、リソースの使用、現場からのリアルタイムの情報の活用、生産能力の迅速なバランス調整、正確な予測を行うための、アジャイルで透明性の高い方法が必要です。
ジンダル・ステンレスは、DELMIAのアプリケーションを展開する3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤にダッソー・システムズの「Operations Planning and Scheduling Excellence」のインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを導入し、製造のプロセスを仮想環境で最適化します。これによりジンダル・ステンレスはコスト削減と効率性改善が可能となり、リードタイムを10％～15％、仕掛品在庫を8％～10％削減するなどの大きなメリットを実現します。
このソリューションの導入によりジンダル・ステンレスは、自動車やインフラといった中核分野での地位を強化するとともに、ライフスタイル、航空宇宙、防衛の分野において持続可能な方法で活動を拡大することを目指しています。また、ダッソー・システムズのバーチャルツイン・エクスペリエンスにより、ジンダル・ステンレスは製品の逸脱や品質不良を減らし、カーボンフットプリントを最小限に抑えることが可能になります。
ジンダル・ステンレスのマネージング・ディレクターであるアビュディ・ジンダル氏は、次のように述べています。「今回の導入は、レガシーシステムを創造的に破壊し、デジタル化と自動化の新しいモデルを採用するための大胆な一歩です。数年前、当社はインドのステンレス鋼の業界で初めて、完全なカスタマーサポートのプロセスを導入しました。現在は、より迅速な意思決定を可能にするために、あらゆる方面でさまざまなオペレーションのテクノロジーをリアルタイムのダッシュボードに統合することに取り組んでいます。この取り組みは、ステンレス鋼について長期的な成長と革新を多様化、拡大、推進するという当社のビジョンに沿ったものです。DELMIA QuintiqとDELMIA Aprisoの導入は、このビジョンを実現するための重要なイネーブラーです」
ダッソー・システムズのエネルギー・資源・インフラ業担当バイスプレジデントであるコリーヌ・ブロータは、次のように述べています。「ダッソー・システムズのソリューションは、ジンダル・ステンレスのような革新的なお客様による鋼材の持続可能な生産をサポートします。当社のインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスとDELMIA Quintiq、DELMIA Aprisoのアプリケーションを活用することで、ジンダル・ステンレスは『信頼できる唯一の情報源（SSOT）』の恩恵を受け、リアルタイムでの可視化、シミュレーション、最適化が可能になります。また、生産システムのバーチャルツイン・エクスペリエンスは、ジンダル・ステンレスのオペレーション効率と製品品質の大幅な改善に役立ち、製鋼の脱炭素化に向けてデータドリブンで迅速な意思決定を促します」
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ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント（PLM）ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
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ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja（日本語）、https://www.3ds.com（英語）をご参照ください。
3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社（Societas Europaea）であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。