2023.5.22:蝶理、SAPの環境ソリューション「SAP S/4HANA(R) for Product Compliance」を採用


SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、蝶理株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:先濵 一夫、以下 蝶理)が、SAPの化学物質管理ソリューション「SAP S/4HANA(R) for Product Compliance」を採用したと発表しました。

蝶理は、繊維・化学品・機械など異なる分野の商品をグローバルに展開している複合型専門商社です。同社では、地球人の一員としてより良い社会の実現に貢献できるよう、環境に配慮した商材の展開、コンプライアンスを徹底した調達・輸出管理、業務の適正化を確保するための体制整備など、サステナビリティを意識した経営に努めています。

今般、世界的に化学物質の適正管理に求められる水準が高まるにつれ、化学物質管理の体制強化が急務となっています。化学製品の輸出業務を行っている蝶理では、これらの化学物質管理業務の迅速な対応およびさらなる効率化を実現するために、SAPの化学物質管理ソリューションの採用を決定しました。

SAP S/4HANA for Product Complianceは、循環型経済への対応を行うSAPのサステナビリティソリューションの一つで、化学物質情報管理を支援します。基幹システム内にて自社の化学品情報および化学物質に関する最新の規制情報を保持することにより、各国・地域・グローバルにおける正確な化学物質の分類の実施や、調達、製造、販売、物流といった各ビジネスプロセスにおける化学物質観点でのゲートチェックが可能となります。また、製造メーカではない化学品商社などでも、法対応に必要な各国・地域別・多言語のSafety Data Sheet(SDS)および製品ラベルを、基幹システムのデータと連携しながら作成することが可能です(*)。これにより企業は、現行および将来施行される法規制へのコンプライアンス遵守を迅速かつ効率的に行うことができ、統制と生産性を向上します。

同社では、最新のクラウドERPであるSAP S/4HANA(R) Cloudの導入も進めており、基幹システムのビジネスプロセスと紐づけて化学物質管理ソリューションを使えることが採用の決め手となりました。

*3E社の3E ERDと連携します。

以上

SAPジャパンについて

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