2023.3.1:垂直統合型IoTサービス「MAIDOA plus」を提供開始 (MSYS)


丸紅情報システムズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 亮一、略称:エムシス/MSYS、以下、MSYS)と丸紅ネットワークソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 徹、以下、丸紅ネットワーク)は、MSYSが持つセンサー・ゲートウェイ・クラウドのIoT基盤技術と丸紅ネットワークが持つモバイル・ネットワーク・クラウドの構築運用技術の双方の強みを活かすことで、クラウド基盤からセンサーの選定、柔軟なUIの提供、データ活用、外部サービスとの連携までワンストップでサポートする垂直統合型IoTサービス「MAIDOA plus(マイドア プラス)」を共同開発し、4月より提供を開始します。

日本国内では、センサーメーカーがそれぞれ独自の規格でセンサー機器を開発しているため、汎用的なプラットフォームで各種センサーから伝送されるデータを一括管理することが難しく、新規にセンサーを追加することができない場合などには多額の費用をかけて追加開発を行っています。また、追加開発したプラットフォームのUIが運用と適合しないなど、多くの企業でIoTシステム導入が円滑に進められないことが課題になっています。

MAIDOA plusは、さまざまなセンサー機器から伝送されるデータをクラウド上に取り込むためのインターフェイスを搭載し、センサーから収集したデータをAPI連携できる機能を提供します。現在、50種類以上のセンサーに対応し、今後さらに対応センサーを増やすことで1年以内に100種類以上のセンサーに対応する予定です。

【MAIDOA plus構成イメージ】

20230301 MSYS 1


また、各センサーの属性(温度センサー、湿度センサーなど)が同一であってもメーカーが異なることで、同一種別として認識できないためにプラットフォームの追加開発が必要でしたが、MAIDOA plusはセンサーから受信したデータに種別情報を付与して中継ノードで種別情報を振り分けることで、異なるメーカーのセンサーデータでも同じ属性の場合に同一種別と認識し、一元管理することが可能です。

さらに、MAIDOA plusはUI表示を柔軟に切り替えることが可能なグラフやチャートなどのテンプレートも搭載しているため、各センサーのリアルタイム表示や分析結果表示、複数条件の表示も可能なため、運用に即したデータ活用を容易に実現します。商業施設、物流事業、オフィス、点検業務、自治体などの業界に特化した基本パッケージをラインアップし、その他業界を含めお客様のニーズに合わせたDX導入のご提案を進めることで、2023年度に3億円の売上を目指します。

【MAIDOA plusの特長】

20230301 MSYS 2


MSYSと丸紅ネットワークは、両社が強みを有する商業施設、物流事業、オフィス、点検業務、自治体などの業種・業界に対応する新機能を順次追加し、洗練されたIoT統合プラットフォームとしてMAIDOA plusサービスを提案することを通じてお客様のDX推進を支援します。

■製品WEBサイト : https://www.marubeni-sys.com/maidoa-plus/

【丸紅情報システムズについて】

丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力とグローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。

【丸紅ネットワークソリューションズについて】

丸紅ネットワークソリューションズは、長年築き上げたネットワーク、モバイル、セキュリティ、クラウドの知見を活かし、お客様のDXを支える最適なICT基盤をご提案・ご提供して参ります。

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

*ニュースリリース記載の情報は発表日現在の情報であり、予告なく変更される場合があります。

本件の参照先:https://www.marubeni-sys.com/information/article/20230301.html

全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、メタリンク株式会社に帰属します。
AIを含む如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright MetaLinc K.K.
So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way, including AI.
© 1995-2023 MetaLinc K.K.  - メタリンク株式会社