SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、全国の小中学生を対象としたICT教育、次世代育成教育活動とSDGs達成に向けた社会貢献活動の取り組みの一環として、2023年2月7日より、デザインシンキングの手法を取り入れた授業を大分県国東(くにさき)市立国東小学校向けに提供開始しました。この授業では、宇宙を題材とし、ソフトバンク株式会社の協力のもとソフトバンクロボティクス株式会社が提供するコミュニケーションロボット「Pepper」とデザインシンキングの手法を活用して、児童が自発的に探求心を養っていくことを目指します。
大分空港が宇宙港(スペースポート)(※1)に選ばれるなど、大分県では、宇宙を通じた地方活性化の取り組みが盛んに行われています。
SAPジャパンでは、デザインシンキングの手法を通じて新しいアイデアを形にする取り組みを継続的に実施しています。デザインシンキングとは、ユーザー視点で新たなアイデアを醸成し、課題解決につなげるという思考プロセスです。この手法を活用して、様々な企業や行政向けに課題解決の支援を行うとともに、地方行政向けには、高度なデジタル人材の育成を目指す教育支援などにも取り組んでいます。
今回は、注目が集まる「宇宙」をテーマに、児童自身が自発的に問題意識をもって探求できる新しい授業を国東小学校向けに提供開始します。この授業では、児童自身が、宇宙と自分たちが住む地域の課題を調べて発信し、これからの未来を想像して自分たちが大人になったときの社会をデザインします。その過程で「Pepper」との対話を行い、ロボットの動作原理を学び、自分たちの力で「Pepper」を操作することで、プログラミングスキルだけでなく創造性を養うことにもつながります。
SAPジャパンは社会貢献活動の取り組みとして、デザインシンキングの手法を取り入れて、児童が自由な発想でアイデアを出し合う授業を提案するだけでなく、授業のファシリテーションと「Pepper」のアプリ開発に挑戦するサポートを行います。また、今後は、全国の小中学生向けに同様の活動を拡げていくことも目指します。
以上
※1:宇宙港(スペースポート)
ロケットの打ち上げや将来想定される宇宙との離着陸などに必要な施設を集結させた、国や民間による宇宙開発の拠点を指します。
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェント・エンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )
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「Pepper」はソフトバンクロボティクスの登録商標です。ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、ソフトバンクが独自に実施しています。