~工場内のアナログ計器をデジタル化し、製造現場のDX推進に貢献~
2023年1月23日
ITソリューションプロバイダのNSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、LiLz株式会社(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:大西 敬吾、以下:「LiLz」)が展開するIoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」の提供を、本日より開始します。
LiLz Gaugeは、機械学習・画像処理を活用しアナログメーターなどの計器から設備稼働状況を自動で読み取るクラウドサービスです。工場など多くの製造現場では、現在もネットワークに対応していない設備が存在するため、目視による確認や点検、記録が実施されています。LiLz Gaugeの活用により、巡回点検を簡単にリモート化し設備情報を効率的に取得するなど、製造現場における課題解決に貢献します。
NSWはIoTプラットフォーム「Toami」を中心にデータの見える化、分析、データ活用など、スマートファクトリーや製造DXを実現するトータルソリューションを展開しています。これらの実績を基に、LiLz Gaugeで取得したデータや設備情報、その他センサーデータを連携し、予知保全や生産計画のための情報の高度化、省人化など現場支援に取り組みます。
今後もNSWは、お客様の環境において最適なソリューション・サービスを提供し、製造現場のデジタル化、スマートファクトリー化に貢献してまいります。 なお、本サービスは1月25~27日に東京ビッグサイトで開催される「スマート工場EXPO 2023」に出展します。
LiLz Gaugeサービスイメージ
Lilz株式会社からのエンドースメント
LiLzは、この度NSW様による、LiLz Gaugeの提供開始およびIoTプラットフォーム「Toami」との連携に関する発表を心から歓迎いたします。「Toami」は製造現場ごとのWebアプリケーションをプログラムレスで簡単構築できる点が特長であり、急速に高まるスマートファクトリーなどの現場ニーズに幅広く対応できると確信しています。今回のLiLz Gauge連携により、アナログメーターの情報もWebアプリケーションに容易に組み込めるようになります。LiLzは今後もNSW様と連携し新たな価値を提供する支援をしてまいります。
LiLz株式会社 代表取締役社長 大西 敬吾
「LiLz Gauge」の主な特長
- 対応する計器の種類も豊富で複数メーターの同時読み取りにも対応
- クラウドサービスのため導入が早く、小さいカメラで設置も簡単
- 通信方法はBluetooth Low Energy、モバイル通信に対応しているため、ネットワーク環境の整備も不要
- 取得したデータはAPI機能を標準で備えているためシステムとの連携も可能
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NSW 株式会社について
1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT、AI、エッジコンピューティングなどの分野で新たな価値創造に取り組み、デジタル変革による社会と企業の持続的成長の両立に向け、DX実現のパートナーとしてお客様とのビジネス共創を推進してまいります。
※本ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
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