~企業のカーボンニュートラルの実現を支援~
当社は、10月1日から、アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)と共同でグリーントランスフォーメーション(以下、GX)コンサルティングサービスを開始します。企業のカーボンニュートラルの実現に向けた目標の設定や目標の達成に向けた施策の検討を支援する包括的なコンサルティングを行います。
当社とアクセンチュアは、両社が従来から取引のある特定の企業向けにGXコンサルティングを先行して実施してきましたが、10月から正式なサービスとして開始します。カーボンニュートラル社会の実現に貢献する当社の多様な技術・ソリューションの知見・実績と、グローバルでGXコンサルティングサービスの実績を持つアクセンチュアの戦略立案や業務変革などの高い提案能力を融合させ共同でコンサルティングを行い、企業のカーボンニュートラルの実現を強力にサポートします。
当社とアクセンチュアが共同でコンサルティングを行うことで、戦略的計画の策定のみならず、その後のカーボンニュートラル関連機器の実装をセットで提案することが可能となります。戦略的計画の策定から、計画の実行、目標達成まで一気通貫したGXコンサルティングを提供することができ、各企業のカーボンニュートラルの実現まで並走いたします。
当社は、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー(以下、再エネ)システムやデジタル技術を用いたエネルギー管理システム、再エネ由来の水素ソリューション、CO2分離回収設備、事業活動におけるカーボンフットプリントの可視化など、既にカーボンニュートラル社会の実現に貢献する様々なシステムやソリューションを提供しています。今般GXコンサルティングサービスを新たに提供することで「製品・システムの開発」、「機器のラインアップ拡充」、「運用・保守」まで、バリューチェーン全体でカーボンニュートラル社会の実現を支援する事業の構築を目指します。
さらに当社は「環境未来ビジョン2050」および「第7次環境アクションプラン」のもと、製品の製造時や製品・サービス使用時の温室効果ガス排出量の削減、サプライヤーの皆さまとの協働による、購入した製品・サービス由来の温室効果ガス排出量の削減を推進しており、こうした当社自身の取り組みから得た知見もGXコンサルティングサービスで生かしていきます。
当社の代表執行役副社長 COO柳瀬悟郎は「アクセンチュアとGXコンサルティングサービスを開始することを嬉しく思います。当社グループは、『人と、地球の、明日のために。』の経営理念のもと、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現に貢献すべく事業を展開しています。当社グループはこれまでも幅広い事業を通じて社会課題の解決に貢献する技術・サービスの提供を行ってきました。今後、アクセンチュアとともに、企業のカーボンニュートラルの実現に向けた計画の策定から目標達成まで、一貫して提案・支援するGXコンサルティングサービスを提供することで、さらなる事業の拡大とカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいりたいと考えています」と述べています。
アクセンチュアの取締役副社長 五十嵐慎二は「脱炭素社会の実現は、もはや環境意識の高い層や一部のグローバル企業だけの課題でなく、日本企業も含めた、ほぼすべての企業が取り組むべき重要な経営アジェンダになっています。アクセンチュアは、グローバル規模で培ってきたデジタルトランスフォーメーションに関する豊富な知見やサステナビリティ領域のサービスを、東芝が誇る先進技術と組み合わせてまいります。これによって、あらゆる業界における企業が、地球規模の課題解決に貢献し、持続的なビジネスを実現できるよう支援してまいります」と述べています。
現在、日本を含む120以上もの国と地域が「2050年カーボンニュートラル」の目標を掲げ、脱炭素化に向けた様々な対策の検討が国・地域・企業レベルで進められています。目標の達成に向けて、GXは企業・社会全体において喫緊のグローバルな課題です。
当社はこうした社会課題の解決に向けて、お客様やパートナーと密接に連携し、バリューチェーン全体としての事業を拡大することで、カーボンニュートラルの実現に貢献し、社会全体の持続的な成長をリードしてまいります。
なお、GXコンサルティングサービスについては「幕張メッセ会場」(10月18日~21日)と「オンライン会場」(10月1日~31日)にて開催される「CEATEC 2022」の当社ブースにて展示します。
■GXコンサルティングサービス ウエブサイト
URL: https://go3.global.toshiba/GX/top
本件の参照先:https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2022/09/news-20220927-02.html