SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、2022年6月29日(水)に開催されたSAP パートナー向けのイベントにおいて、「SAPジャパン パートナー様向け ローコード・ノーコードハッカソン」の最優秀賞受賞者を発表しました。
クラウドカンパニーそしてプラットフォームカンパニーに向かうSAPは、SAP(R) AppGyver(R)というノーコード開発ツールにより、SAPの重要戦略領域であるSAP(R) Business Technology Platform(SAP BTP)におけるSAPソリューション拡張の利用をさらに推進していきます。ノーコード開発は、今後の企業のビジネス改革を推進する上で、欠かせない注目技術領域であり、SAPは自社のビジネスソリューションと共に提供することで、利用企業が業務プロセス改善などをより早く達成するために貢献します。そのためにSAP技術コミュニティーへの啓発と育成を目的として、今回のイベントを開催しました。
「SAPジャパン パートナー様向け ローコード・ノーコードハッカソン」は、SAPパートナー(チームもしくは個人)を対象としたハッカソンイベントで、2022年6月13日(月)~ 6月17日(金)の期間に、ノーコード開発ツールのSAP AppGyverおよびSAP BTPを用いて開発したソリューションを募集しました。開始日に提示された『「SAPソリューション拡張部門」「フリースタイル部門」のいずれかにおけるソリューション』という出題に対して、数多くの応募があった中から、1次選考を通過したファイナリスト6組を選出し、2022年6月29日(水)の発表イベントにて最終選考を行いました。この結果、SAP製品の特性を考慮した設計・開発、機能はもちろん、発想の新規性や実現性など、様々な観点から評価が行われ、SAP AppGyverの特性を活かしてお客様の課題を解決しイノベーションの推進をできると評価された2組の受賞者を決定しました。
それぞれの選定基準および受賞パートナー、個人については以下の通りです。
※受賞パートナー様のお名前は五十音順で表記されています。
<2022 SAPジャパン パートナー様向け ローコード・ノーコードハッカソン最優秀賞>
受賞パートナー:
部門:SAPソリューション拡張部門
- 富士通株式会社様
- チーム名:Fujitsu YOUTH-25
- 有山 優一様
上継 竜生様
小笹 稜太様
吉田 陸人様 - アプリケーション名:Food loss Reduce Inventory Transfer Application
- 授賞理由:
基幹システムの在庫情報と連動することで適切な在庫管理と食品流通業向け倉庫のピッキング指示や作業を効率的に支援するアプリケーションを開発。新卒3年目以下のメンバーによる市民開発者視点で、SAP AppGyverとSAP BTPにおける各機能を活用し、SAP S/4HANA(R)に手を加えることなくSDGsに貢献するフードロス削減を実現するアプリケーションを短納期で開発。社会課題に取り組みながらSAPソリューションの技術を有効活用し開発している点を高く評価。
受賞パートナー:
部門:フリースタイル部門
- 株式会社JSOL様
- チーム名:JSOLデジビジ
- 江川 悠斗様
小暮 健太様
小島 周様
仲嶺 元輝様
野原 由布美様
半田 諒様
船渡 大生様
水本 博貴様 - アプリケーション名:FoodNow
- 授賞理由:
一般消費者向けの冷蔵庫内の食品管理アプリケーションを開発。生鮮食品を中心に、冷蔵保存する食品の数量、賞味期限を画像認識の技術を組み合わせて簡単登録。いつでもどこでも冷蔵庫内の状況を確認できることに加え、賞味期限直近の食品を使ったレシピ検索、買い物リストの作成まで実施することが可能。家庭内から発生するフードロス問題に対して、一般消費者の生活に組み込むことでSDGsに貢献する発想とSAP AppGyver、SAP BTP、外部ソリューションとの連携などをふんだんに活用した開発を高く評価。
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェント・エンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )
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