デジタル空間に3Dで生産設備や生産ラインを
構築・検証し、工数削減と品質向上に貢献
三菱電機株式会社は、デジタル空間に3Dで生産設備・生産ラインを構築し、生産現場での業務プロセスを実機レスで容易に検証できる3Dシミュレータ「MELSOFT Gemini(メルソフト ジェミニ)」を4月28日に発売します。
これにより、生産現場における生産設備・生産ラインの導入や稼働前に、設計から製造・運用・保守の業務プロセスを最適化し、工数削減と品質向上に貢献します。
新製品の特長
- デジタル空間に3Dで生産設備・生産ラインを構築し、机上検証を容易に実現
- シーケンサやモーションなどの制御動作をシミュレーションするMELSOFTシミュレータと連携し、デジタル空間に3Dで構築した生産設備・生産ラインの動作や制御などの事前検証を実現。実機レスで生産設備・生産ラインの立ち上げ時間を削減
- OPCサーバーを介さずにさまざまなMELSOFTシミュレータや機器と接続し、3Dデータを頻繁に更新することで、生産設備の動作干渉確認の精度が向上。作業工程のやり直しなど手戻り工数の削減および品質向上に貢献
- 生産設備の異常動作を検知したデータをさまざまな表示により確認することで、異常発生の原因を迅速に究明することが可能
- 豊富な種類の機器パーツやグラフと統計機能で、生産設備の多角的な分析を実現
- ロボットやコンベヤー、加工機など生産ラインの構成に必要な機器パーツを内蔵し、ドラッグ&ドロップと容易な操作で、最適な生産設備やレイアウトを3Dで構築
- 4種類の分析グラフ(線・面積・棒・円)でシミュレーション統計を視覚化し、生産設備の稼働率の変化や分析を実現。これにより、効率的な生産ラインの設計・改善に貢献
発売の概要
本件の参照先:https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2022/0329.html