農機メーカー国内首位、世界でも3位のシェアを誇っている株式会社クボタは、トラクタの整備マニュアル用の電気回路図作成に開発部門が作った設計データを活用し、整備マニュアル用回路図作成のリードタイムを短縮することを目的に、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入しました。導入後、電子マニュアルと回路図ビュワーを連携し、マニュアルにおける修理情報の検索性向上も実現しています。
製品の機能が高度化・複雑化する中で、アフターサービスを担う整備担当者向けマニュアルの情報量も増加しています。整備担当者が使用する回路図は設計情報を元に作成されますが、設計情報が抜け・漏れなく整備マニュアル用回路図に反映できているかの確認に多くの時間を要することが課題となっていました。
クボタは、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入し、設計情報を取り込んでそのまま回路図を作成できる環境を整えました。設計情報が持つ機器間の接続情報等を保持したまま反映できるので、確認作業が不要となりリードタイムの短縮を実現しました。
また、作成した回路図データを活用して電子マニュアルと回路図ビュワーを連携させ、故障情報からダイレクトに該当箇所の回路図が参照できるようにしたことで、マニュアルにおける修理情報の検索性向上も実現しています。
■詳細は導入事例に掲載
株式会社クボタによるE3.series導入事例のPDFを作成しました。
導入に至った背景や導入後の運用、効果をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.zuken.co.jp/resource/e3_case_kubota/
株式会社クボタについて詳しくは同社のWebサイトも御覧ください。
https://www.kubota.co.jp/