株式会社図研(神奈川県横浜市、代表取締役社長 勝部 迅也、以下図研)は、横河電機株式会社(東京都武蔵野市、代表取締役社長 奈良 寿、以下横河電機)が、図研の最新エレクトロニクス設計ソリューションである「CR-8000シリーズ」を国内全拠点および中国と韓国の子会社で、また、設計データマネジメントシステム「DS-CR」を国内全拠点で導入したことを発表いたします。
横河電機は、2020年から「CR-8000シリーズ」と「DS-CR」の運用を開始し、従来の電気CADシステムである「CADVANCE」からのCADデータ変換等、さまざまな技術的な課題を解決しながら新設計環境への移行を推進し、2021年11月に、国内全拠点および中国と韓国の子会社で刷新が完了しました。今後、他の地域の拠点での移行や導入を検討します。
横河電機の共通技術部 技術基盤機能部長である 水澤 孝昭様は、今回の同社エレクトロニクス設計環境刷新について、「当社としては、これまで培ったプリント基板品質確保のための社内ノウハウや、その成果物でもあるCADVANCEデータが継承でき、PDM(*)によるデータ管理への拡張がスムースにできることが必須の条件でした。これに加え、今後シミュレーションやエレメカ連携等の拡張についてそのフィジビリティ検討を行うことにより、益々複雑化・高度化するエレクトロニクス技術課題に確実に対応できる新たな設計環境になると確信できたことが図研ソリューションを導入する決め手でした」と述べています。