謹んで新年のお慶びを申し上げます。
新型コロナウイルス感染症により罹患された方々および関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、第一線でご尽力されている医療従事者の皆さまへ、心より感謝申し上げます。
2021年を振り返りますと、2020年に引き続き新型コロナウイルスの感染対策を講じながらの事業活動となりました。また、36年間にわたり販売を行ってきた光学CAEソフトウェアの販売終了により、新たな光学CAE製品の取扱いを開始したものの、通期業績予想の修正を余儀なくされました。しかし、リモートワーク浸透によるセキュリティやクラウド製品への需要の高まりは当社のビジネスを後押しするものでありました。
こうした経営環境の下、2022年2月に新しい中期経営計画を発表し、再スタートいたします。
カーボンニュートラルの実現や気候変動への対応、新たな素材開発、革新的な医薬品や医療機器の開発等には、当社のコア技術であるシミュレーション技術がかかせません。
長きにわたり、モデル開発とシミュレーション技術を駆使し、信頼性の高い地球温暖化予測の基盤を構築した功績が評価されたノーベル物理学賞受賞のニュースは、シミュレーション技術で社会に貢献することを目標に掲げる当社にとってもとても喜ばしいものでした。
2022年も、当社ビジョン「技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを」の実現に向け、当社が強化しているAI/IoT/Security/CloudといったDXとシミュレーション技術の融合により、お客様の課題解決に取り組み、「シミュレーションのリーディングカンパニー」を目指してまいります。
本年も変わらぬご愛顧のほどどうぞ宜しくお願いいたします。
代表取締役 社長執行役員
安江令子
本件の参照先:https://www.cybernet.jp/company/about/news/info/20220105.html