22.12.13:オートデスク初のサステナビリティボンドによりインパクト戦略と財務戦略を融合


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オートデスクのビジネスは、「すべての人々のために、デザインされ、構築されたより良い世界」を実現することにあります。

私たちが関与している幅広い業界のお客様には、大小、様々な課題の解決にオートデスクをご利用いただいています。これは目の前にある大きなチャンスでもあります。私たちのテクノロジーは、データおよびインサイトの活用によるイノベーションの推進といった形で、イノベーターが効率やサステナブル、成長への新しい道筋をつける支援をします。私たちのサステナビリティに向けた取り組みの中心は、お客様が設計の影響を改善して意思決定を行う際に有効なインサイトが得られるツールを、大規模に提供することです。

これらの取り組みを推し進めるため、オートデスク初となる総額 10 億ドルのサステナビリティボンドを発行し、オートデスクのインパクト戦略と財務戦略との融合をさらに進めていくことにしました。このサステナビリティボンドからの収益は、オートデスクのインパクト戦略に関連する現在および将来のプロジェクトの財源となり、環境ならびに社会における、私たちのビジネスやお客様およびその他のステークホルダーにとって最も重要な分野の改善を進めて参ります。

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オートデスクのインパクトが私たち自身から始まるということも、よく承知しています。オートデスクが良い手本を示すことが不可欠であり、サステナビリティの問題を解決に向けて前進させるために金融が果たすことができる強力な役割に情熱を感じています。2021 年度の時点において、オートデスクはビジネスおよびバリューチェーン全体で実質的に温室効果ガス(GHG)の排出量をゼロにしています。これは、オートデスク カーボン ファンド(Autodesk Carbon Fund)の導入と炭素価格の更新によるものです。

同様に重要なのは、サステナブルな未来のためにお客様や業界との共同作業を継続することです。今日、直面している課題を解決するためには、皆が一丸となって行動する必要があるということを私たちは認識しています。

当社のサステナビリティボンドからの投資は、私たちのお客様やその他のステークホルダーにとって利益となる一方で、「すべての人のためにデザインされ構築されたより良い世界」というオートデスクの構想に向けて共に歩む進歩を加速するものでもあります。このサステナビリティボンドにより、環境、社会、ESG の重要な指標や SDGs に関連した問題に対処する私たちの取り組みに、当社の投資家の皆さまにご参加いただけるようになります。

私たちは、次のような環境および社会への積極的な取り組みに関連したプロジェクトに注力しています。

  • エコ効率の高い製品、生産技術およびプロセス:エネルギー、廃棄物、水の効率性、およびビル、インフラストラクチャー、産業プロジェクトのレジリエンスの最適化のためのインサイトを提供するソフトウェア機能の開発および改善。
  • サステナブルな水および排水の管理:より費用対効果が高く、サステナブルに設計された、配水ネットワーク、集水システム、水・下水処理場、洪水防止システムを可能にする技術の提供。
  • 再生可能エネルギーおよびエネルギー効率:ビジネスとバリューチェーン全体で達成した GHG 排出量実質ゼロの上に築かれた積極的な取り組みを推進。再生可能エネルギーおよびエネルギー効率を追及し、当社の事業の二酸化炭素排出量削減を継続。
  • グリーンビルディング:建物のライフサイクル全体での炭素排出の影響に対処する、建物の設計や建築、メンテナンス、改装をサポートする技術の開発および改善。
  • 汚染の防止と制御:建築環境に焦点を当てた GHG 排出削減技術・製品・プロジェクト、GHG 回収・隔離技術プロジェクト、炭素除去・回避プロジェクトの分野における、炭素排出削減・除去プロジェクトの支援。
  • 社会経済的な進歩とエンパワーメント:マイノリティコミュニティの経済向上の機会や公平性の推進、ダイバーシティやインクルージョンの促進、質の高い教育へのアクセス改善に向けた取り組み。

オートデスクのサステナビリティ ファイナンシング フレームワーク(Sustainability Financing Framework)は当社の投資の指針であり、進捗を毎年ご報告してまいります。これは、「すべての人々のためにデザインされ構築されたより良い世界」に向けた私たちのジャーニーの新たなマイルストーンです。

執筆者:最高財務責任者/デビー・クリフォード

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本件の参照先:https://blogs.autodesk.com/autodesk-news-japan/sustainability-bond/

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