インスタントオンを特長とした、クラウドベースの製品ライフサイクル管理ソリューション(PLM)および製品データ管理ソリューション(PDM)のプロバイダである Upchain 社の買収完了を発表することを大変嬉しく思います。オートデスクのポートフォリオに Upchain 社が加わることで、次世代の設計・製造ソフトウェアプラットフォームを提供するというミッションの実現がさらに勢いを増すことになります。コラボレーションの障壁が取り除かれ、効率性や柔軟性が高まることで、お客様にさらなる価値を提供することができます。
Upchain 社は、クラウドネイティブであり、オープンかつ拡張性の高い差別化されたデータエクスペリエンスを提供し、データとプロセス管理ワークフローのギャップを埋めることができます。また、消費者製品、自動車、航空宇宙、建築資材、ハイテクといった業界の幅広い顧客層にサービスを提供しています。Fusion 360 などのオートデスクの既存の製品と組み合わせることで、エンジニア、メーカー、サプライヤー、その他の製品関係者のデータ共有やコラボレーションを大幅に簡素化し、革新的な製品をより早く市場に投入することが可能になるので、ビジネスにおいてさらなる成果が期待できます。
Upchain 社の CEO 兼創業者であるジョン・ラスラヴィッチと会話したところ、製造業の未来にとって今回の買収が大きな意味を持つことに心を躍らせていました。「Upchain 社の創業以来、私たちの目標は、PLM や PDM の市場に革命を起こし、お客様に喜んでいただくことでした。私たちが持つ技術、経験、専門知識をオートデスクと統合することが、このビジョンを完全に実現する最良の方法であると判断しました。これからともに素晴らしい仕事を成し遂げていくのが待ち遠しいです。」
オートデスクは製造業の分野で急速に勢いを増しており、目下、その強力な設計・製造機能と、新たな設計・製造プロセスをクラウドに集約しています。未来は明るく輝いています。これからもお客様の新しい可能性の実現をお手伝いしていきたいと思います。
執筆者:製品開発・製造ソリューション担当 エグゼクティブ バイス プレジデント/スコット・リース
本件の参照先:https://blogs.autodesk.com/autodesk-news-japan/upchain-acquisition/