2021.6.3: SAP、「SAPPHIRE NOW」でお客様の業務改善を推進する新たなイノベーションを発表


(本リリースは、6月2日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、グローバルカンファレンスの 「SAPPHIRE NOW」において、SAP(R) Business Networkを発表しました。これはビジネス成果の向上、経済的、地政学的な状況変化への対応の強化、およびサステナビリティへの貢献拡大を実現する新たなビジネスコミュニティの構築に向けた大胆なビジョンの第1段階となります。

またSAPは、お客様によるビジネスプロセスの変革、パフォーマンスの改善、事業運営の最適化を支援する新たなイノベーションを数多く発表しました。その主な予定されている項目は以下の通りです。

ビジネス・プロセス・インテリジェンス・ソリューションのSAP(R) Process Insightsを提供ビジネス・プロセス・インテリジェンス(BPI)・ポートフォリオの一部である、SAP Process Insightsは、組織の実際のビジネスプロセスを分析し改善につなげることを可能にします。SAPは、最初の戦略的パートナーであるEY社、Deloitte社、Infosys社と連携し、SAPのBPIを使ってお客様の変革を支援します。詳しくは「SAP Announces New SAP Process Insights Solution for Quick and Easy Understanding of How Well Processes Perform」をご覧ください。

AIと機械学習を活用したSAP(R) Concur(R)の新機能、Verifyで経費監査をシンプル化SAP Concurソリューション<https://www.concur.com>の新機能であるVerifyサービスは、AIと機械学習を使用して、発生しうる経費精算レポートの問題や異常を自動的に特定します。このAIモデルは、1兆ドルを超える支出と数千万ドルの経費および領収書の分析に基づいて構築されています。Verifyにより、問題がない経費精算レポートは自動で承認し、異常がある場合は監査人が確認できるようフラグを設定することができます。

このAIベースのエクスペリエンスにより、監査人は規則に準拠した経費精算レポートの確認に無駄な時間を費やすことなく、コンプライアンスや不正行為などの問題をより的確に特定できるようになります。詳しくは「Verify Applies Artificial Intelligence and Machine Learning to Simplify Expense Auditing」をご覧ください。

SAP(R) Upscale Commerceは消費者直販のエンゲージメントを実現するノーコードソリューションSAP Upscale Commerceソリューションはオンラインコマースのノーコードソリューションであり、中規模小売業者がオムニチャネルのショッピングエクスペリエンスを数分で構築できます。小売業者は、組み込まれたAIを活用し、ソーシャルセンチメントおよび購買データを基盤とする360度の顧客ビューに基づいて、パーソナライズされた商品やサービスを提供できます。また、ヘッドレスAPIアーキテクチャーによってあらゆるチャネルでの購買および配達に関する情報を顧客にリアルタイムで提供できます。さらに、SAP Upscale CommerceをSAP S/4HANA(R)と統合して、顧客対応のエクスペリエンスとバックエンドの財務、ロジスティクス、およびフルフィルメントシステムを連携させ、円滑なカスタマーエクスペリエンスを提供できます。

詳しくは「SAP Upscale Commerce Offers Midmarket Brands No-Code, Maintenance-Free Path to Direct-to-Consumer Engagementをご覧ください。

3つの新しいSAP(R) Business Technology Platform(BTP)機能によってデータからインサイトを取得SAP(R) Analytics Cloudが、SAP(R) SuccessFactors(R)ソリューションの業務要員計画および分析<https://www.sap.com/products/human-resources-hcm/workforce-planning-hr-analytics.html>機能を提供します。

これらの機能は、業務データ、財務データ、従業員データをリンクすることで、要員に関するより包括的なインサイトを企業に提供できるようになります。詳しくは「Enabling Human-Centric & Data-Driven Workforce Planning」をご覧ください。

新しいSAP(R) Data Warehouse Cloudソリューション向けのデータマーケットプレイスは、お客様とパートナーが業種や部門の枠を超えてデータプロバイダーに接続し、インサイトを取得して意思決定の改善につなげることができます。またSAPは、ローコード/ノーコードソリューションを拡大しています。SAP(R) Intelligent Robotic Process Automationではユーザー操作の自動キャプチャが可能となり、さらに自動化の効果が大きい領域を特定するためにSAP Process Insightsと統合することができます。

SAP Business Technology Platformのニュースについて詳しくは「SAPPHIRE NOW Innovation News Guide」をご覧ください。

以上

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SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPはエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支え、そのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中できる企業のあり方である「インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援しています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com

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