PTCのPLMソリューション、Volocopter社の自律飛行タクシーの開発を支援 (2018年10月17日)


スカイモビリティ技術のベンチャー企業、製品データの一元管理プラットフォームの実現にWindchillを選定

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、10月3日、ドイツのベンチャー企業であるVolocopter社が、自律飛行輸送システムの開発にPTCの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューション、Windchill(R)を選定したと発表しました。Windchillの導入により、複数領域にまたがる製品構成情報・要件・ドキュメントを記録、構成、保護し、機構、空力および電気CADモデルと関連するシステムソフトウェアを管理します。

今回の選定は、PTCのPLMソリューションの強力で幅広い機能を有する要件管理、さらにIoTとのシームレスな連携が決め手となりました。

  • Windchillは、開発、生産、テストプロセスの早期段階から会社全体の情報を蓄積することで、高速な新規開発を実現します。
  • 統合された要件管理機能により、市場要件や法規制への対応を包括的にサポートします。
  • テスト、実験、試作から得られる測定結果や、センサーデータの収集に関連する強力な機能により、効果的な開発のための迅速な対応を可能にします。
Volocopter


Volocopter社は2011年に設立された企業で、自律飛行タクシーで都市部のモビリティに革命を起こすことを目指しています。同社は、ドローン技術を利用し、世界で初めて2人乗りの電動小型自律飛行機を開発しました。Volocopterは排出ガスがなく、非常に静かで、安定した飛行が可能です。18基の個別制御推進ローターと高度な自律制御システムによって駆動され、完全に冗長性が保たれるパワートレインにより、最も安全な航空機の一つとなっています。同社は、Daimler社とIntel社などの戦略的投資企業からの支援を受けています。

Volocopter社最高技術責任者(CTO)のヤン - ヘンドリク・ボーレンス(Hendrik Boelens)氏は以下のように述べています。
「我々は、現実的な明日のモビリティソリューションを創り出しています。都市部のエアタクシーはまったく新しい市場であり、我々は日々新たな分野に踏み出しています。モジュール型のWindchill PLMシステムは、すべての製品データを集中管理するプラットフォームとなり、常にイノベーションの最前線で事業を成長させるために必要な柔軟性を提供してくれます。」

Windchillは、組織全体の関係者に製品データとプロセスの一元管理環境を提供します。PLM導入により、実際の運用データと様々な部門が結び付けられ、製品品質の向上が可能になります。オンプレミスとクラウド双方への展開に対応しており、データへのアクセス性とセキュリティの確保、IT部門の負荷や間接費の低減に貢献します。Windchillは、IoTに対応する包括的なPLMプラットフォームです。

Volocopterは、同社の飛行機とそれを支えるシステムインフラを接続する予定です。Windchillは、PTCのThingWorx(R) インダストリアル・イノベーション・プラットフォームとの統合により、役割・職種別のアプリケーションを提供し、コラボレーションを改善、さらに、デジタルツインの情報を活用して、現実の世界での飛行機の動作の予測やテストを実施します。運用中に収集された貴重なデータは製品設計で利用し、真のクローズドループ・ライフサイクル管理を実現します。この開発アプローチにより、Volocopterの競争優位性をさらに高めることができます。

PTC PLMセグメント ディビジョナル・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーのケビン・レン(Kevin Wrenn)は以下のように述べています。

「新たに生まれるテクノロジーや画期的なイノベーションは、製品開発向けの堅牢なシステムがなければ実現しません。PLMはその基盤であり、Volocopterのような革新的な企業にとって、これまで以上に導入の重要性が高まっています。この活気あふれるベンチャー企業は、モビリティ変革の成功に向けた第一歩を踏み出しました。我々は、VolocopterのIoT戦略の構築と推進をサポートできることを楽しみにしています。」

■Volocopter社について
Volocopter社は、人々の安全な輸送のための自律飛行エアタクシーを実現する小型電気垂直離着陸機(eVTOL)の開発における世界的リーダーです。同機の技術プラットフォームは柔軟性に富み、パイロット操縦型、遠隔操作型、完全自律型の飛行が可能です。さらに、独自の設計により、すべての重要な部品において高度な冗長性を実現し、かつてないレベルの安全性を提供します。
2011年、同社は世界初の電動小型飛行機の有人飛行を成功させて航空史に名を刻みました。それ以降、このベンチャー企業は新たなマイルストーンを打ち立てています: 2016年にはドイツ航空当局による2人乗りVolocopterの仮ライセンスが付与され、2017年にはRTA Dubaiとの協力により初の自律飛行エアタクシーの初飛行が実現しました。また、創業者であるStephan WolfとAlexander ZoselはCEOにFlorian Reuter、CTOにJan-Hendrik など経験豊富な経営陣を採用し、さらなる成長への道を歩み始めました。同社はダイムラー、インテル、ルーカス・ガドフスキー等の企業や投資家がサポートしています。
Website: volocopter.com | YouTube: youtube.com/volocopter

*本内容は米PTCが2018年10月3日に発表した報道資料の翻訳です。
https://www.ptc.com/en/news/2018/ptc-plm-to-enable-development-of-volocopter-autonomous-air-taxis

このプレスリリースについては、下記URLをご参照ください。
https://www.ptc.com/ja/news/2018/ptc-plm-to-enable-development-of-volocopter-autonomous-air-taxis  

■PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。

■PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) 、拡張現実(AR)の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。
拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、インダストリアル・イノベーション・プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト:https://www.ptc.com/ja

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