PTC、Kepwareインダストリアル・コネクティビティ・プラットフォームの新バージョンで産業制御システムセキュリティを強化 (2018年7月6日)


有効なライセンスを有する顧客は、強化されたセキュリティ機能が利用できる
KEPServerEX Version 6.5への期間限定無償バージョンアップが可能

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は6月19日、PTCのソフトウェア開発事業部門であるKepware(R)が、インダストリアル・コネクティビティ・プラットフォームであるKEPServerEX(R) Version 6.5をリリースしたことを発表しました。同バージョンの発表によりPTCは、産業制御システム(ICS)におけるセキュリティ、および顧客に「defence-in-depth」(多層防御)に対応するツールやベストプラクティスを提供することへの取り組みを明確にしました。

KEPServerEX Version 6.5はすでに利用可能であり、Version 5またはVersion 6の有効なライセンスを有する既存顧客は、無償で利用できます。KEPServerEX Version 6.5により、安全な導入のための総合ガイドライン、プロジェクトファイルのより高度な保護、強化されたパスワード設定など、様々な更新セキュリティコンポーネントが提供されます。

PTCは、サイバーセキュリティにおける顧客との連携を強化することを目指し、KEPServerEX Version 6.5のリリースに合わせて共同責任モデル(Shared Responsibility Model)を導入しました。共同責任モデルは、導入・展開におけるセキュリティの強化に向けて、PTCと顧客が協力するための枠組みを定義するものです。

PTC製品担当エグゼクティブバイスプレジデントのキャスリン・ミットフォード(Kathleen Mitford)は、次のように述べています。

「今日のセキュリティ環境では、産業界全体がオペレーションネットワーク全体のセキュリティ強化を迫られています。最近発生しているセキュリティの問題は、高まる多層防御の戦略、戦術、ツールの継続的な進化の必要性を際立たせています。共同責任モデルを構築することで、企業規模にかかわらず、製造業が直面するセキュリティの問題に対して、直接顧客と協力して対応することが可能になります。脆弱性やサイバー攻撃のリスク低減に向け、新たなセキュリティ機能を実装し、最新のコンポーネントを維持していくことで、引き続き顧客の支援に注力していきます」

KEPServerEX Version 6.5では、セキュリティ上のベストプラクティスの導入を促進するため、セキュリティリスクを軽減する形でKEPServerEXの実運用環境を構築することを目的に、総合的な安全な導入のためのガイド(Secure Deployment Guide)が提供されます。このガイドでは、安全なインターフェイスとConfiguration APIの利用、継続的なサーバメンテナンス、KEPServerEXのインストールとインストール後の作業など、様々な戦略的推奨内容を提供しています。

KEPServerEX Version 6.5で提供される、その他の主なセキュリティリソースや機能拡張

  • プロジェクトファイルの保護
    プロジェクトファイル(.opf)が、他のユーザや他のKEPServerEXインスタンスに転送される際、暗号化することが可能です。最新の暗号化技術により、ブルートフォース攻撃が実行しにくくなります。
  • インストール時の管理者パスワード設定
    KEPServerEXのインストール時に管理者パスワードを設定でき、アプリケーション設定のセキュリティを設定前から強化できます。
  • バックエンドセキュリティアップデート
    暗号化アルゴリズムのアップデートにより、最新の暗号解読技術に対抗し、アプリケーションの継続的なセキュリティを強化します。

PTCプロダクトマネージャのジェフ・ベイツ(Jeff Bates)は、次のように述べています。
「PTCは新たなセキュリティの脅威が存在する環境を運用し、また、革新を進めており、セキュリティと稼働時間の向上に向けて顧客が直面する課題を、十分認識しています。KEPServerEX Version 6.5は、顧客がKEPServerEXの実運用展開を進める際、セキュリティリスクを軽減することを支援します」

PTCは、特にバリデーション(動作確認)を受けたシステムにおいては、ICSシステムやコンポーネントのバージョンアップが極めて困難であることを認識しており、より容易にKEPServerEXをバージョンアップするために、有効なVersion 5またはVersion 6のライセンスを保有する全ユーザに対して、期間限定でVersion 6.5にバージョンアップする無償版を提供しています。これは、サポート契約のないユーザも対象となります。また、PTCは、KEPServerEXにさらに多くのセキュリティ機能が追加される際、顧客の事業の継続的な保護に向けて、サポートとメンテナンスにおける割引を提供しています。

継続的な製品強化への取り組みの一環として、KEPServerEX Version 6.5には、32の他のサーバーコンポーネント、ドライバー、アドバンスプラグインへのアップデートが含まれています。また、Torque Toolイーサネットドライバー、TIA Portal Exporter Utility、MQTTクライアントドライバー、サーバパフォーマンスの強化や、ThingWorx(R) Native Interfaceの新たなストア/フォワード機能が提供されます。

<関連情報>
・Learn more about KEPServerEX version 6.5
https://info.kepware.com/kepserverex-version-6-5-release?utm_campaign=public-relations-2018&utm_medium=press-release&utm_source=version-6-5&utm_content=learn-more-about-kepserverex-v6-5

・Download a demo now
https://www.kepware.com/products/kepserverex/version-6/?utm_campaign=public-relations-2018&utm_medium=press-release&utm_source=version-6-5&utm_content=download-demo

・Download the Shared Responsibility whitepaper
https://www.kepware.com/en-us/support/whitepapers/shared-responsibility-security/?utm_campaign=public-relations-2018&utm_medium=press-release&utm_source=version-6-5&utm_content=download-whitepaper

・Download the KEPServerEX Secure Deployment Guide
http://kepware.com/en-us/products/kepserverex/documents/kepserverex-secure-deployment-guide.pdf?utm_campaign=public-relations-2018&utm_medium=press-release&utm_source=version-6-5&utm_content=download-secure-deployment-guide

・Contact a Kepware representative at +1 888-KEPWARE (537-9273) x208 or sales@kepware.com

*本内容は米PTCが2018年6月19日に発表した報道資料の翻訳です。
https://www.ptc.com/en/news/2018/ptc-enhances-industrial-control-system-security-with-new-release-of-kepware-industrial-connectivity-platform

このプレスリリースについては、下記URLをご参照ください。
https://www.ptc.com/ja/news/2018/ptc-enhances-industrial-control-system-security-with-new-release-of-kepware-industrial-connectivity-platform

■Kepware について
KepwareはPTCのソフトウェア開発事業で、米国メイン州ポートランドに本拠を置いています。Kepwareは幅広いオートメーション機器類やアプリケーションを接続し、インダストリアルIoTを実現するための様々なソフトウェアソリューションを提供しています。Kepwareは工場から油田、風力発電のウィンドファームまで、製造業、石油・天然ガス採掘、ビルディングオートメーション、電力、公益事業などの幅広い業種における様々な企業を支援しています。1995年創業で、現在では100カ国を超えて利用されているKepwareのソフトウェアソリューションは、数千社におよぶ企業のオペレーションや意思決定の改善を支援しています。
詳細は https://www.kepware.com/ をご覧ください。

■PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。

■PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。
拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、インダストリアル・イノベーション・プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。
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