シーメンスのSimcenter、システムシミュレーション機能を大幅に強化した最新ソリューションを発表 (2018年1月25日)


この資料は2018年1月23日に米国テキサス州PLANOより発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

  • Simcenter Amesimの最新バージョン、システムシミュレーションの生産性を向上させる新機能と操作性の良さを提供
  • 新製品のSimcenter Webapp ServerとSimcenter Embedded Software Designer、システムシミュレーションのエンタープライズ導入を促進

シーメンスは、1Dメカトロニクスシステムシミュレーションとして評価の高いSimcenter Amesim(TM)(旧LMS Imagine.Lab Amesim(TM))ソフトウェアの最新バージョンを発表しました。この最新バージョンは、操作性の大幅な刷新と設計プロセス全体のより緊密な統合により、システムシミュレーションの生産性を大幅に向上させます。またSimcenter Webapp ServerとSimcenter Embedded Software Designerの新製品が追加され、Simcenterポートフォリオ全体のシステムシミュレーション機能が大幅に拡張されました。さらに、Simcenter System SynthesisとSimcenter Sysdmのバージョンアップにより、システムシミュレーションのアーキテクチャーの構築およびモデル管理がより簡単に行えるようになります。シミュレーションソフトウェアと試験ソリューションの強固な製品群であるSimcenter(TM)ポートフォリオにこれらの機能が追加されたことで、エンジニアは製品開発プロセスの早い段階で正確な設計を行って設計サイクルを加速し、より競争力の高いより多くのヒット製品を市場に投入できるようになります。

Simcenter Amesimは、設計サイクル全体にわたってメカトロニクスシステムの性能を仮想的に評価して最適化できるようにするスケーラブルな統合システムシミュレーションプラットフォームです。アプリケーション指向・各業界に合わせた各種ソリューションに加え、すぐに利用できるマルチフィジックスライブラリが揃っているため、システムシミュレーションエンジニアはすぐにモデルを作成して正確な解析を実行できます。Simcenter Amesimは、FMI(Functional mockup interface)とModelica(R)をサポートし、Simcenterの他のソリューションやTeamcenter(R)との統合はもちろんのこと、主要なCAE/CAD/制御系ソフトウェアパッケージとも連動することができます。この柔軟性により、多様なエンタープライズプロセスとの統合も容易になります。Simcenter Amesimの最新バージョンでは、Simcenterの他のソリューションとの標準化を通して、モデリングワークフローの大幅な最適化とユーザーインターフェースの刷新を実現し、快適な操作性と全体の生産性を向上させます。

「シーメンスPLMソフトウェアの迅速な対応のおかげで、Simcenter Amesimの新機能を使用して、燃料システムのサイフォン現象のモデリングと研究の効率性が向上しました」と、Boeingのエンジニアリングプラットフォームシステム担当アソシエートテクニカルフェローのMichael E. Herbstreit氏は述べています。

Simcenter Amesimの最新バージョンは、燃費、汚染物質排出削減、eモビリティなどの業界が抱えている課題に重点を置いた新しい用途にも対応します。自動車業界向けには、実路実走行時の排出量予想、バブルトレインや潤滑システムのモデリング、アンダーフードの熱交換器のプレサイジング、さらにはSimcenter STAR-CCM+(R)との併用による電池や電気モーターの設計などに対応する機能強化が図られています。航空宇宙業界向けには、推進システムや燃料システムの設計、航空機の電動化などに対応する新機能を提供します。産業機械業界向けには、シーメンスやサードパーティー製の各種実機および仮想プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)に接続してフロントローディングでの制御系の検証を行えるツールが実装されています。

「シーメンスPLMソフトウェアとのパートナーシップにより、当社はSimcenter Amesimを使って新しいコンポーネントのモデルを迅速かつ効率的に作成しています。当社では、熱管理などの未来の自動車の革新的トレンドの中核を担う新しいコンポーネントを開発しています」と、Valeo Thermal Systemsの研究イノベーション部門1DシミュレーションマネージャーのJeremy Blandin氏は述べています。

Simcenter Amesimの最新バージョンでは、Simcenterポートフォリオ全体にわたって統合を強化しています。組込みテクノロジーのSimcenter STAR-CCM+により、設計の早期にアンダーフードやキャビンの熱管理の課題に対してより正確なモデルを作成することができます。また、自動車メーカーでは、CADデータのインポート機能を使用して、マルチボディシステムや容積式ポンプなどの設計、ねじり振動やエンジン冷却の解析、さらには航空宇宙業界では、環境制御システムや着陸システム、燃料システムの設計が可能となります。

今年後半のリリースを予定している新製品のSimcenter Webapp Serverは、システムシミュレーションの利用範囲をエンタープライズ規模に拡張させます。カスタムGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)からのウェブベースのアクセスや、事前に定義されたシステムモデルのパラメータ化により、メカトロニクスシステムのエンジアリングワークフローを大幅に簡素化し、システムシミュレーションの全社的な利用範囲を拡張させます。Simcenter Webapp Serverは、プロジェクトエンジニアのシステム統合業務をサポートし、また技術営業スタッフが直接アクセスしてメカトロニクス製品の性能を評価できるようにします。このソリューションは、Teamcenter Active Workspaceと完全な互換性を有しているため、ウェブアプリケーションをTeamcenterに保存してTeamcenter Active Workspaceから直接これらのアプリケーションにアクセスして実行することができます。

組込み電子機器とスマートソフトウェアは、イノベーションの創出と製品の差別化にますます欠かせなくなっています。新製品のSimcenter Embedded Software Designerは、デジタルツインのコンセプトをソフトウェアエンジニアリングに適用拡大することを目的に開発されました。このアーキテクチャーベースおよびモデルベースのソフトウェア開発環境を活用することで、ソフトウェア・プロジェクトのエンジニアは、ソフトウェアコードの実装、統合、検証のための仕様を簡単に作成することができます。Simcenter Embedded Software Designerは、ソフトウェアのモデリングとコーディングのギャップを埋め、ソフトウェアの品質を向上させ、トレーサビリティの強化とソフトウェアモジュールの再利用の促進を通して、生産性を向上させます。

Simcenter System Synthesisは、ますます増えるバリエーションと構成に対応できるようシミュレーション設計者とプロジェクトエンジニアをサポートします。この統合環境は、効率的なポストプロセッシング機能の提供により、利用可能なモデルからさまざまなシステムシミュレーションアーキテクチャーの構築とシステム性能の評価を、生産性のより高いインタラクティブな方法で可能にします。Simcenter System Synthesisの最新バージョンは、新しい高度なアーキテクチャーの構築機能を搭載して、今年後半にリリースされる予定です。

Simcenter Sysdmは、特定のツールに依存することなくシステムシミュレーションのデータとモデルの管理を可能にして、業務の協調性・連携性の強化、全体の効率性向上、シミュレーション品質の向上を実現します。Simcenter Sysdmの最新バージョンは、モデルのライフサイクルとコレクションのカスタマイズの他に、クライアントやサーバー構成に対応する新機能を搭載しています。

「これらのシステムシミュレーションソリューションの最新バージョンは、未来型製品の設計支援を目的とした数々の機能強化に加え、Simcenterの他のソリューションとの統合を強化した包括的なシミュレーションおよび試験用の製品群として、製品開発のあらゆる段階でのイノベーション創出を支援するものです」と、シーメンスPLMソフトウェアのシミュレーション&テストソリューション担当シニア・バイスプレジデントのJan Leuridanは述べています。

Simcenterの最新の機能強化の詳細については、
http://www.siemens.com/plm/simcenter-system-simulation-solutions-16
をご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンスデジタルファクトリー事業本部のビジネスユニットです。製造業がイノベーションを実現するための新たな機会を創出し、産業のデジタル変革を牽引するソフトウェア・ソリューションを提供して世界をリードするグローバル・プロバイダーです。米国テキサス州プラノを本拠地とし、これまで世界140,000社以上のお客さまにサービスを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアは、あらゆる規模のお客様と協働して、アイデアの実現方法、製品の実現方法、稼働中の製品や設備資産の有効活用と状況把握の方法を変革できるよう支援しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は www.siemens.com/plm にてご覧いただけます。

シーメンスAG について
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年以上もの間、卓越したエンジニアリングとイノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業であり続けています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に世界中で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界でもっとも多く提供している企業のひとつであり、海洋風力発電の建造では世界一、コンバインドサイクル発電では主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらにシーメンスは、コンピューター断層撮影や磁気共鳴画像診断システムなどの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、また臨床診断および臨床情報技術のリーダーでもあります。2017年9月30日を期末とする2017年度における売上は830億ユーロ、営業利益は62億ユーロでした。2017年9月末現在の全世界の社員数は372,000人です。シーメンスに関する詳細は www.siemens.com にてご覧いただけます。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの商標または登録商標です。SimcenterおよびSimcenter Amesimは、Siemens Industry Software NVまたはその子会社の商標または登録商標です。LMS Imagine.Lab Amesimは、Siemens Industry Software NVまたはその子会社の商標または登録商標です。STAR CCM+は、Computational Dynamics Limitedの商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

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