Componeering社の買収により、Altairの複合材シミュレーションが一段と進化 (2017年9月14日)


SAComp™が追加され、HyperWorks®の複合材機能が充実

Altairは、複合材構造の構造解析と設計が専門のテクノロジー企業Componeering社(本社: フィンランド・ヘルシンキ)を買収しました。Altair Engineering Finland Oyと名称を改めるComponeering社は、複合材シミュレーションソフトウェアESACompの開発企業です。欧州宇宙機関(ESA)のプロジェクトから生まれたESACompは、今や航空宇宙産業の標準テクノロジーであり、複合材構造を扱うあらゆる産業(海洋、自動車、鉄道輸送、代替エネルギー、機械など)で使用されています。

AltairとComponeering社の最初のコラボレーションは、共通のクライアントであるRUAG Space社がAltairに、AltairソフトウェアとESAComp間のデータ転送が可能かどうかを問い合わせたことがきっかけでした。そこから、RUAG Space社のニーズを満たす双方向インターフェースの共同開発が始まりました。スイスに本社を置くRUAG Space社のManager Innovation & Industrializationを務めるRalf Usinger氏は、「Altair HyperWorksとESACompは、RUAG社の複合材解析プロセスになくてはならないソフトウェアです。2製品の統合がより一層強化され、プロセスのさらなる効率化やデータフローの不要な中断がなくなることを期待しています」と、述べています。RUAG Space社のStructures部門のGeneral Managerを務めるFranck Mouriaux氏は、「この度の実績は、AltairとRUAG Space社の緊密な協力が実を結んだ結果です。Altairの積極的なサポートと、問題解決を主眼とした取り組み姿勢に感謝します。Altairとのパートナーシップは、民間宇宙産業という新時代の課題に対処し、競争力を維持するために欠かせません」と付け加えます。

複合材設計・解析ソフトウェアであるESACompは、積層複合材構造のコンセプト設計や初期設計から、最終設計検証の高度な解析にまで対応しています。ESACompのマイクロメカニクス解析機能およびソリッドラミネート / サンドイッチラミネート解析機能の根幹を支えるのは、その包括的なデータベースです。ESACompは、平面 / 曲面パネル、補強パネル、梁、柱、接着 / メカニカル継手などの構造要素のための解析ツールも備えています。ESACompの複合材の初期設計機能は、OptiStruct®やMultiscale Designer™に搭載された複合材構造の詳細な解析機能や最適化機能を補います。 

AltairのChief Technology Officerを務めるUwe Schramm博士は、「これまでAltairパートナーアライアンス(APA)を通じて提供されていたComponeering社のESACompがAltair HyperWorksに加わることにより、積層複合材構造の初期設計において高度な解析を可能にする優れた専門性をもたらします。ESACompに組み込まれた複合材設計のノウハウと、OptiStructおよびMultiscale Designerとの緊密な統合は、Altairのどの産業のお客様にもメリットをもたらすでしょう。ESACompがHyperWorksに統合され、すべてのタスクを1つのワークフローで実行できるようになったことで、開発プロセスのさらなる効率性向上と作業時間短縮が見込めます」と、述べています。

Componeering社の元CEOで、この度AltairのDirector ESACompとなったMarkku Palanteräは、「Componeering社がAltairに買収されたことにより、複合材の専門知識に加え、複合材の初期設計と詳細な設計検討に特化した、実績ある複合材ソフトウェアESACompがAltairにもたらされます。ESACompは、Altairの有限要素解析ソリューションのプリ / ポストプロセッシングの両面をぴったりと補完します。今後予定されている統合強化により、ユーザーエクスペリエンスがさらなる進化を遂げることでしょう」と、述べています。 

ESACompの機能およびHyperWorksとの統合の詳細については、9月21日に実施予定のウェビナーでご紹介します。

こちらからご登録ください。

20170914 Altair 1

HyperWorksプリ / ポストプロセッシング向けインターフェース

20170914 Altair 2

ESACompの解析と最適化機能が設計に使われたBiofore Concept Car(バイオ材料を多用したコンセプトカー)

20170914 Altair 3

ESACompは、薄い機体構造の難しい座屈後挙動問題を解決します。 数値モデルは、軸方向に圧縮された補強パネルの荷重-変形経路を正確に予測します。

20170914 Altair 4

\ESACompは、HyperStudyと共に構造要素のレイアップと形状を最適化できます。

Altairについて

1985年に設立されたAltairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、24ヵ国に68以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

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