PTC、Vuforiaプラットフォームの機能拡張でGoogleが開発するTango対応デバイスをサポート (2017年5月19日)


Vuforia Smart Terrain機能が、さらに優れたARの操作感をTango対応デバイスに提供

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は2017年5月1日、拡張現実(AR)開発に最も幅広く利用されているVuforia(R) (ビューフォリア)プラットフォームが、次世代のインタラクティブAR体験の開発に寄与することを目指し、Googleが開発するセンサーの集合体であるTangoに対応するデバイスをサポートすることを発表しました。

Vuforia ARプラットフォームは、デジタルコンテンツを現実世界の環境に配置するために、高度なコンピュータビジョン技術を利用しています。現在、ARコンテンツの多くは玩具、カタログ、機械等の特定のモノと結び付けられています。コンテンツはモノをトリガーとして利用する形になっており、周囲の環境に存在する床、壁、家具、固定された備品等の「面」とのインタラクションができません。このインタラクションの欠如が、「部屋」という規模での幅広いAR体験への障害となっています。

Vuforia ARプラットフォームのSmart Terrain(R) 機能は、物理的な環境を描写するデータを開発者が簡単に扱える形で提供することで、この課題に対応します。Vuforia Smart Terrainは、AR開発用に設計されたオブジェクトや面の階層構造を提供します。この環境シーングラフは動的に生成され、開発者が定義したオブジェクトや環境から再構築されたオブジェクトや面を含めることが可能です。例えば、玩具が生きているように子ども部屋を動き回る、家具がカタログから飛び出して家の部屋の模様替えができる等が考えられます。

2014年に初めて発表されたSmart Terrainは、Tangoにあるような次世代の深度センサー付カメラ技術を活用するために開発されました。Lenovo Phab 2 ProやASUS ZenFone ARはこの機能を持つ初の市販スマートフォンです。これらは、大幅に改善されたAR体験を提供し、ARのさらなるイノベーションや活用につながると期待されている次世代デバイスのさきがけとなります。

Google社エンジニアリングマネージャのエイタン・マーダー-エプスティン(Eitan Marder-Eppstein)氏は、次のように述べています。「VuforiaのTango対応の発表を非常に喜ばしく思います。開発者はVuforiaのSmart Terrain機能を利用して、さらに高度なARトラッキングや3D再構築を利用することができるようになります」

Vuforia Smart Terrainは環境内の垂直面や水平面などの情報を描写しますが、時間の経過とともに、(垂直面の向こうには移動できない・水平面の端を越えると落下するなど)環境に意味を持たせて表現し、開発者やデザイナーにさらなる創造力を提供することができるようになります。

Vuforiaプレジデントのジェイ・ライト(Jay Wright)は、次のように述べています。「Vuforia Smart Terrainは3Dカメラ技術を開発者が使いやすいものにし、その技術を搭載したデバイスの可能性を現実のものにする支援を提供します。これにより開発者の創造の自由度が大幅に高まるため、どのようなことが実現できるか待ち遠しく思います」

Vuforia Smart Terrain for Tango は今年中にUnity向けにリリースされる予定です。Vuforiaをすぐに利用されたい開発者の方は、 https://developer.vuforia.com/ をご覧ください。

*本内容は米PTCが2017年5月1日に発表した報道資料の翻訳です。

このプレスリリースについては、下記URLをご参照ください。
http://www.ptc-jp.com/news/2017/ptc-enhances-vuforia-platform-for-tango-enabled-devices

■Vuforia について
Vuforia(R) 拡張現実(AR)ソフトウェア プラットフォームはデジタルコンテンツを現実世界の環境に配置することを可能にします。Vuforiaには使いやすいワークフロー、SDK、クラウドサービスが含まれており、Unity、Xcode、Android Studio、Microsoft Visual Studio等の主要開発ツールとともに活用いただけます。Vuforiaは主要なスマートフォンやタブレット端末、そしてODG R7やMicrosoft HoloLens等のデジタルアイウェアに対応しており、世界35万の開発者が利用し、すでに4万を超えるARアプリが開発されています。Vuforiaは一般ユーザ向けや企業向けの幅広いアプリケーションの開発をサポートし、また、App StoreやGoogle PayのARアプリの多くがVuforiaを基盤として利用しています。VuforiaはPTC Inc. の製品です。

■Tango について
Tangoはスマートフォンでナビゲーション、ユーティリティ、ゲーム等の拡張現実(AR)体験を実現するセンサーの集合体です。スマートフォンを見るだけで、店舗や博物館の中で方向を示す矢印から、物体の寸法や、攻撃を仕掛けているゾンビ集団まで、様々な物体や情報が現実世界に重ねて表示されます。

■PTCについて
PTCは世界で最も強力なモノのインターネット(IoT)技術を有しています。1986年にデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年に初めてインターネットベースのPLMを提供開始しました。現在は最先端のIoT、ARプラットフォームと実績のあるソリューションによりフィジカルとデジタルの世界を融合し、顧客企業による製品の開発、運用、サービス提供の改革を支援する企業となっています。PTCのテクノロジーは、世界の製造企業やパートナー、開発者のコミュニティがIoTの可能性をすばやく生かす取り組みを支援し、イノベーションの未来を切り開くことを可能にします。

■PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。

拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミック パブリッシング システムのArbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト:http://www.ptc-jp.com

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