TIPS - ベストプラクティスの真相


購入出来るベストプラクティスと決して購入の出来ないベストプラクティス

 PLM適用もベストプラクティスは例外でない。パッケージソリューションのベストプラクティスの中味を良くしらなければならない。それは多くはパッケージ使用の経験を一般化したものだ。それに合ったあるいは合わせたビジネスであれば良い意味でジャンプスタート出来る。一方それは均質化を意味することを留意しなければならない。企業の業績貢献と言う意味では結果的に高いものにならないだろう。しかし、自社のビジネスを標準化し、この購入出来るベストプラクティスに置き換えることは投資コスト削減になる。一方、パッケージソリューションにないビジネスプロセス、すなわち自社の特徴的なプロセスはお気づきだろう。いわば、「何で飯を喰っているのだろうか?」である。カスタマイズに成らざるを得ない部分、あるいは必須である部分である。これこそが他社への差別化の部分であり、競争力を生み出し、更なる業績貢献になる部分である。決して購入の出来ないベストプラクティスである。

 この差別化のビジネスプロセスを常に創り続けることが競争力に結びつく。それが昨今言われているビジネスプロセスイノベーションなどに代表されるものだろう。

 ERPパッケージの黎明期にあったパッケージベンダーの声高のベストプラクティスの日本では実装もままなかったことを忘れてはならい。それは自社のベストプラクティスの形骸化と差別化をドラスティック(極限すればゼロ・リセット)に出来なかっただけである。また、多くのERPパーッケージは結果的に変化への柔軟性を持ち合わせる結果になっている、

 PLM適用は、下流のERPなどに比較すると、この「購入の出来ないベストプラクティス」に対して敏感になる必要がある。

推奨事項:

  • プロセス・マッピングを進める。
  • 利益の源泉のビジネスプロセスの確認。
  • それは自社しかない、これはカスタムまたは一般的なものか、これはパッケージ。
  • 陳腐化しているものは捨てる(勇気)
  • 無ければ借りれば良い(購入も視野に)


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(江澤 智、2013.5.10 改)


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