コラボレーション:同期 vs. 非同期コラボレーション


 例えば、コラボレーション製品から見れば、主な相違はそれぞれが持っているデータ・アクセスのアプローチの差になる。多くの製品はデータのアクセスに非同期ないしシリアル(逐次)なアプローチを採用している。非同期な方法で仕事をしているユーザーは、割り当てられた仕事を実行し、仕事を続けるために次の担当者にデータを転送する。この方式の仕事は本質的にシリアルであり、同時に唯一のユーザーに許可するのみです。コラボレーションを行っている人々の間のコミュニケーションは一般的に電話や電子メールを使用して実行される。

 効果的なコラボレーションは製品定義情報について各々のユーザーで共有出来る情報格納エリアを必要とする。この共有エリアは一般的にデータ・ボールトとして参照される。遠隔地のユーザーはボールトへのアクセスが提供される。フロー制御とタスクの実行はワークフローとプロジェクト管理ツールを使用して非同期な方法で実行される。それらのツールではユーザーにデータを送ったり、進み具合をモニターすることが出来る。

 同期型やリアルタイムのコラボレーション・ツールは、異なった場所にいるユーザーに、例えば同じ3Dデータを見て仕事を行い、各々互いにリアルタイムでインタラクティブなコミュニケーションを可能にする。ある種の製品はビュー、回転、注釈の追加やアノテーションのポインターなどの機能をサポートするだけではなく、更に3Dモデルデータを変更する機能も提供している。これはあたかもすべての参加者が同じ部屋で、同じ時に、一つのスクリーンで同じデータを見ることが出来るようなコミュニケーション効果を提供する。

(江澤 智、2013.5.10 改)


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