コラボレーション技術(1)概略


 ある種の形態ではコラボレーションが長い間存在していた。多くの技術はビジネスにおいて非同期とリアルタイムの両方のコラボレーションを支援するために発展してきた。テレカンファレンス、テレビ会議、電子メール、その他旧来の技術の多くは製品定義環境において価値が低いという大きな制約をもっている。ビジュアライゼーション、コンピューター・ベースの会議、そして共同モデリング(Co-Modeling)のための新しい技術や未だ発展中の技術が新しい次元の効果や有益性を得る3Dデータを使用するオンラインでのコラボレーション会議を推進する。

 設計と製造の作業において、コラボレーション技術は共有された製品情報のコミュニケーション(Shared Product Information Communication)を使用した討論に積極的に参加する関係者に対して、オンライン・セッションに参加できる環境を提供する。関係者の間のコミュニケーションは会話、ビデオ、文章データ、そしてグラフィカルな情報を含む多くの異なった手法を使用する。多くのコラボレーション・セッションは、製品の3Dモデルとサポートするドキュメントのレビュー、調査、検証にポイントを置いている。会議の間に発生するセッションの管理や注釈と議論を記録するためにカンファレンス技術が使用される。表示された図面、ドキュメント、3Dモデルに文章、ドキュメント、その他の注釈などを関係付けるためのポインターが使用できる。

 ベンダーから提供されているコラボレーション技術の特色や機能、特にセッションの参加者に3Dモデルを提供する方法とデザイン・ジオメトリーを修正する機能がかなり異なる。コラボレーションを行う環境は、多くの参加者が作業を行うに十分なインフラを必要とし、参加者全員が効率良くお互いに作業できるパフォーマンスを持たなければならない。多くのケースにおいてコラボレーション・セッションは、コラボレーションの開始時にユーザーのPCやワークステーションにそれぞれダウンロードされ、サーバーから制御が行なわれる。当該データへの追加や変更は,発生の都度それぞれのユーザーに送られる。

 積極的にコラボレーションに参加できる人数は,経験的に人の相互作用の関係でおよそ6人が限界であろう。しかし、コラボレーション・セッションにはオブザーバー、時には関係者など更に多くの人々が存在する。

(江澤 智、2013.5.10 改)


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