何故? - 戦略無くして利益なし


  1990年代の半ばから後半のPDM(製品データマネージメント)の実装を推進する際に経験談として「目的」と「手段」と言うことがよく語られていました。これは昨今のPLM(製品ライフサイクルマネージメント)についても同様なことが当てはまると考えております。

 PLMの実装面のみが先行するものではありません。当該企業のビジネスをどうするのだと言うことがまず先であります。すなわち、自分たちは何で商売をして日々の糧を得ているのか?そこでの課題は何か、解決の方向性は何か?そしてその戦略は?明確なビジョンの下に、実装の戦略が見えて来るのです。

 コンサルの現場でも「目的」が置き去りにし、「手段」ありきの場面を見受けることがあります。すなわち「What=戦略」を議論せずに「How=戦術」が主題になってしまうのです。

 まことに古い実例ではありますが、太平洋戦争直前のノモンハン事件はその良い例(教訓)で、「戦術」先行で推進されたと分析されています。その手法が後の太平洋戦争に組込まれ、誰もが知る結果となってしまいました。

 ことわざに「木を見て森を見ず」があったことを思い出してください。また、道筋(ロードマップ)は頂上に立って見なければ画けないことは誰でもご存知でしょう。水は決して,下から上へとは流れないと言う事です。

 PLMも投資の大小や企業の大小に係らず、正しくこの考えを適用すれば、必ず企業の体力強化に貢献します。そのためにはぜひ「戦略」と言うことを考えてもらいたいものです。

(2013.5.7 改編)

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